【小顔になる方法】顔が大きく見えてしまう原因やオススメの治療法をご紹介!

この記事の監修者
松岡伯
紀尾井町プラザクリニック 医師

日本形成外科学会認定形成外科専門医

小顔になる方法|紀尾井町プラザクリニック

友人と並んで写真を取る時などに、比較してご自分の顔のサイズが気になった経験がある方はいるのではないでしょうか。
小顔になるために色々試して成果が出なかった方や効果的な方法が分からず何もしたこないという方も少なくないはずです。

今回は、顔が大きく見えてしまう原因やそれぞれの対処法、小顔になれるセルフケアや、顔を小さくする美容施術についてご紹介します。
顔を小さくしたいとお悩みの方はぜひ参考にしてください。

そもそも小顔とは?

小顔というものに明確な基準サイズがあるわけではありません。
背丈に対するバランスや首の長さ、顔の輪郭の形など、「見た感じの印象」で判断されることがほとんどです。

日本人の顔サイズの平均値

日本人の顔サイズの平均値をご紹介します。
平均値より下回っている場合は、小顔と呼んでもいいでしょう。
日本人の顔の平均値は次の通りです。

女性:縦幅(全頭高)21.8cm 横幅(頭幅)15.33cm
男性:縦幅(全頭高)23.19cm 横幅(頭幅)16.08cm
(参照:日本人頭部寸法データベース2001|人工知能研究センター

顔が大きく見えてしまう4つの原因

顔のむくみ

もともとの顔よりも大きく見える場合は、顔がむくんでいるのが原因かもしれません。
むくみは体内の水分バランスが乱れることで起こってしまいます。
体重や体型は変わっていないのに顔だけ大きく見える場合は、むくみが原因の可能性があります。
むくみは生活習慣を見直すことで、改善が期待できます。

むくみが起こる主な原因 ・運動不足
・姿勢が悪い
・塩分やアルコールの摂りすぎ
・睡眠不足
・ストレス など

あごや頬の脂肪が多い

顔が大きく見える原因は、あごや頬、輪郭などに脂肪が多くついていることにもあります。
顔に脂肪が多いと、フェイスラインが丸みを帯びてふっくらとした丸顔の印象を与えてしまいます。
さらにあご周りの脂肪は顔が大きく見えるだけではなく、二重あごの原因にもなります。
あご周りの脂肪は横顔のシルエットが崩れて全体的に顔が大きく見えてしまいます。
身体は比較的ほっそりとしているのに、顔だけが丸く太って見えることを気にしている方も多いようです。
顔まわりに脂肪がつく原因は、食生活や運動不足が影響しているため、日常生活を見直す必要があります。

エラが張っている

エラが張っていると、顔の幅が強調され顔が大きく見えたりホームベース型に見えることもあります。
エラの筋肉は食事の際に使われる筋肉であるため普段からよく使うだけでなく、無意識に食いしばりや歯ぎしりをしている傾向があり、肥大しやすくなります。この筋肉が肥大するとフェイスラインも重たくなり、そして顔が大きくなります。

加齢による顔のたるみ

顔がたるむことによって、フェイスラインが崩れたり、顔が伸びたように見えることがあります。お肌の内側で肌を支える骨格のような働きをしているコラーゲンやエラスチンなどが、年齢とともに減少すると、お肌全体が下垂し、あごや頬の皮膚がたるんでしまうため、フェイスラインや頬が大きくなったように見えてしまいます。
また、リガメントという表情筋と骨を繋ぐ靭帯が支えきれなくなると頬が下がり、脂肪の重みで頬がブルドックのように、顔が大きくなったような印象になります。

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小顔になる方法|セルフケア編

小顔になる方法2|紀尾井町プラザクリニック

小顔かどうかを判断する指標をご紹介しましたが、平均よりも顔が大きかった場合、なるべく小顔に近づきたいと思う方も多いでしょう。
ここからは、ご自宅でできる小顔を目指すためのセルフケアをご紹介します。

マッサージ

顔が大きく見える原因の一つである、顔のむくみを改善するにはマッサージが効果的です。
特にリンパマッサージは「むくみ解消」「基礎代謝アップ」などの効果があり、むくみ以外にも肩こりや冷え性にも効果的です。

表情筋のトレーニング

顔の筋肉が衰えることで

「顔に脂肪がつきやすくなる」
「顔がたるむ」

などのデメリットがあります。
マッサージを行っても一時的に改善しますが、解決にはならないため、まずは顔の筋肉を鍛えるようにしましょう。簡単に行える「あいうえお体操」をご紹介します。
口全体を大きく「あ」「い」「う」「え」「お」の形に動かし、それぞれ5秒間キープしてください。
1日5回を目安に行ってみましょう。

注意点

小顔マッサージを行うときは、強くグリグリと押すと摩擦となりしわやたるみの原因に繋がります。
スキンケア後にボディクリームなどを塗って、滑りを良くしてから行うように心がけましょう。

顔痩せグッズ

最近では美顔器や小顔グッズなど、さまざまな美容グッズが販売されています。
お手軽な小顔ローラーや表情筋を鍛えるトレーニンググッズなどもおすすめです。

小顔になる方法|美容施術編

これまでセルフで顔を小さくするマッサージやグッズをご紹介しましたが、効果を実感するまでに時間がかかります。
少しの変化であれば期待できますが、やはりセルフケアだけでは限界があります。
これまでずっと顔の大きさに悩んできた方や、もっと小顔になりたいという方は、美容施術がおすすめです。

ボトックス注射

顔が大きく見えてしまう原因のひとつのエラの張りには、ボトックス注射が効果的です。
咬筋はちょうどエラの部分に筋肉があるため、エラが張って見えたり、顔が大きく見えてしまいます。
ボトックスは、筋肉の動きを抑え、運動量を少なくします。
それに伴い筋肉は細く痩せていき、小顔効果やエラの張りが目立たなくなります。
持続期間も3ヵ月から半年程度であるため、年に2~3回の施術で効果が継続できます。

(ボトックス注射詳細はこちら)

ボトックス注射の効果は?メリット・デメリットについても解説

脂肪溶解注射

当院ではBNLSアルティメットという植物由来の脂肪溶解注射を使用しています。
気になる部分に注入することで脂肪細胞を破壊し脂肪を溶解する効果が期待できます。
細い針を使用して注射するので、注射の痛みが少ないのも特徴です。
施術時間が1回10分と短く、メスを使わない施術のため、ダウンタイムもほとんどなく施術直後からのメイクも可能です。

(脂肪溶解注射詳細はこちら)

ハイフウルトラセルQプラス

HIFU(ハイフ)は「High-Intensity Focused Ultrasound」という名称の略で、「高密度焦点式超音波治療法」とも言います。
超音波の熱エネルギーを照射することで、組織が高温になり脂肪細胞を破壊することができる技術です。
ウルトラセルQプラスには、ドットカートリッジリニアカートリッジの2種類があります。

ドットカートリッジ

ドットカートリッジは4.5㎜、3.0㎜、2.0㎜の3層にそれぞれ点状に超音波を照射します。
ピンポイントに強い熱を与え、筋膜を引き締めとコラーゲンの再生を促します。
4.5㎜は、皮下脂肪からSMAS筋膜に到達し、SMAS筋膜の引き締め&フェイラインのたるみに効果を発揮します。

リニアカートリッジ

リニアカートリッジでは脂肪を溶解させるため、二重あごやフェイスラインなどの脂肪に照射しボリュームダウン効果が期待できます。

施術直後に大きな変化を感じるのではなく、約3ヵ月かけてゆっくりと効果が現れるのがハイフの特徴です。
また、一度減った脂肪は元に戻りにくいので、長期的に効果を実感できるでしょう。
痛みもダウンタイムはほとんどない為、美容が初めての方にもおすすめの施術です。

(ハイフウルトラセルQプラスはこちら)

ハイフとは?美容医療での効果とデメリットを徹底解説

切らないフェイスリフト

糸リフト(スレッドリフト)とは、メスを使わずに顔に特殊な医療用糸(スレッド)を挿入することによりフェイスラインのたるみなどを改善、立体的にリフトアップ効果が期待できる「切らないたるみ治療」です。
時間の経過と共に体内に吸収される糸を顏の皮下に挿入し、ほほやあご、首などのたるみを立体的に引き上げます。ほかのフェイスリフトなどの手術療法に比べると体への負担が非常に少なく、施術後の顔の腫れもほとんどありません。

また、挿入された糸やコーンの周りにコラーゲン生成が促進されるため、糸やコーンが吸収された後も肌の弾力や潤いが持続し、長期的な肌再生効果・美肌効果なども期待できます。
通常は両頬で4~8本程度の糸を使用します。
リフトアップ効果は挿入する糸の本数が多いほど強く、持続効果も長くなります。
ダウンタイムは3日程度で、この間は痛みなどが生じる場合もありますが、痛み止めで症状を緩和することが可能です。
皮膚を引き上げているためつっぱり感が1週間程度続きますが、こちらもダウンタイムが終わる頃には治まってくるため心配する必要は無いでしょう。

(切らないフェイスリフトはこちら)

糸リフト(スレッドリフト)|紀尾井町プラザクリニックj 糸リフトとは?たるみやほうれい線はどうして無くなるのかを徹底解説

フェイスリフト

フェイスリフトとは、頬から首にかけた「たるみ」に対する外科治療です。
手術は耳の周りを切開して耳下腺の表面にあるSMASという膜や首からつながる広頸筋を引き上げます。
余った皮膚は切除して縫合します。
当院で行っている方法はSMAS法です。
SMAS法は、たるんだ皮膚のみならず、その土台のSMAS(顔の筋肉を覆っている表在性筋膜群)を引き上げて効果を高める方法です。
切開を伴う施術であるため、術後は腫れや内出血が1〜2週間程度続くことがありますが、自然に消失していくため心配は必要ないでしょう。

(フェイスリフトはこちら)

ヒアルロン酸注射

あごのラインをデザインすることによって引き締まったシャープなあごを作ることができ、小顔効果も引き出します。
痛みや腫れの心配もなく、施術直後からメイクが可能です。
ヒアルロン酸は一般的に、しわを目立ちにくくしたり、あごをシャープにさせるといった効果が知られていますが、実はこめかみや頬にも使用できます。
たるみを改善するには、肌の土台である真皮や皮下組織へのアプローチが重要となります。
高い弾性と凝集性を持つヒアルロン酸をこれらに注入すると、肌の土台部分がしっかりするためたるみが改善し、フェイスラインをすっきりとさせることができます。
フェイスラインの崩れが整うことで、違和感なく若々しさを手に入れることが可能です。

(ヒアルロン酸注射はこちら)

小顔になる方法3|紀尾井町プラザクリニック

小顔治療でよくある質問

施術によって痛みは異なります。
基本的には、適切な麻酔を使用し痛みのコントロールをしているため、強い痛みを感じることはありません。
麻酔を使わない施術でも、痛みに弱い方は麻酔を追加することが可能です。
カウンセリング時にお気軽にお声がけ下さい。
全くダウンタイムがないわけではありませんが、ボトックス注射やヒアルロン酸などの注入治療はダウンタイムがほとんどありません。
また、ハイフ治療もダウンタイムが少なく、効果を実感しやすい治療なのでおすすめです。
持ち物は特にございません。施術の前にメイクを取っていただきますが、クレンジング・洗顔のご用意があります。
また、お帰りの際は、化粧水・乳液や日焼け止め、ドライヤーもご用意しておりますのでご利用下さい。
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まとめ

小顔マッサージや美顔器などによるセルフケアでも小顔効果は期待できますが、効果が出るまでに時間がかかってしまいます。
正しい知識で継続的に適切なケアを続けなければ、フェイスラインに目に見えた変化は感じにくいでしょう。
より効率的に小顔を目指すなら、クリニックの受診も検討してみてください。
紀尾井町プラザクリニックでは、大学病院教授をはじめとする日本形成外科学会認定形成外科専門医、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医がカウンセリングから担当し、一人ひとりの症状をしっかりとお伺いします。
不安がないよう細やかに治療を進めていきますので、ぜひ当院へご相談ください。

ウルトラセルQプラス