ハイフは
✔️顔のたるみ
✔️しわの改善
✔️肌質の改善
など、さまざまな若返り効果が期待できる美容施術です。
メスを使わず、ダウンタイムもほとんどないことから人気を集めています。
小顔効果も高いことから若い世代の方からの注目度も高く、20代からハイフを受ける方も増えています。
エステ用ハイフは安価のためSNSなどでも多く見かけますが、医療ハイフとエステ用ハイフでは効果や持続期間が全く異なることはご存知でしょうか。
本記事では、それらの違いについて詳しく解説していきます。
ご自身に合ったハイフを選ぶ際のご参考にしてください。
目次
ハイフとは
ハイフとは、高密度焦点式超音波(High Intensity Focused Ultrasound)の頭文字を取ってHIFU(ハイフ)と呼ばれている施術のことです。
肌に超音波を照射し、皮膚の内側にある各組織に熱エネルギーによる刺激を与えることで、組織を引き締め、たるみや肌ハリ、目の開きやすさの改善、リフトアップなどが期待できます。
切開や切除をしないため短時間で受けられる施術でもあり、負担の少ない治療です。
当日処置直後からメイクも可能であり、効果は直後から実感できることも多いですが、1~2ヵ月後に引き締めのピークを迎えます。
20~30代からご高齢の方まで、幅広い年齢層に受けていただける施術です。
医療用ハイフとエステ用ハイフの違い
ハイフの施術は大きく2種類に分けられ、クリニックで受ける「医療ハイフ」とエステサロンで受けられる「エステ用ハイフ」があります。
どちらも施術の内容やメカニズムは全く同じですが、扱えるハイフの出力が違うため、効果は全く異なってきます。
ここでは、2種類の違いについて詳しく解説していきます。
医療ハイフとエステ用ハイフの違い(リンク①)
種類 | 医療ハイフ | エステ用ハイフ |
照射方式 | 点状方式 | 蓄熱方式 |
施術者 | 医療資格が必要 | 誰でも施術可能 |
特徴 | ・出力が高い ・皮膚の深い層まで熱が届く ・より高い引き締め効果 ・リフトアップ効果が期待できる ・効果の持続期間が半年~1年程度 |
・出力が弱い |
痛み | ほとんどなし / 少し熱感を感じる | なし |
施術頻度・回数 | 3~6ヵ月に1回 | 1ヵ月に1回 |
出力による違い
ハイフの機器は多くの種類がありますが、機種によって照射方式や超音波を照射できる深さが異なり、それにより効果や持続期間が変わってきます。
医療ハイフ
医療ハイフはさまざまな種類がありますが、例えば「点状方式」の機種は、出力が強く、SMAS層にしっかりと熱を与え、大きな効果が期待できます。
エステ用ハイフ
エステ用ハイフは主に「蓄熱方式」というハイフの機種が使用されており、医療資格を持たないスタッフが施術をするため、出力が弱めになっています。
SMAS層にまでレーザーが届きにくいため、医療ハイフと比べるとリフトアップ効果や小顔効果はあまり期待できないかもしれません。
効果・持続期間による違い
医療ハイフ
効果や持続期間には個人差がありますが、医療ハイフは肌の深部にしっかりと届くので、高い効果が得られて持続期間も長くなります。
通常6ヵ月~1年効果が持続します。
エステ用ハイフ
エステ用ハイフは超音波を届けられる深さが浅いため、数回繰り返し施術を受けると効果が実感できます。
また、持続期間は1~2ヵ月ほどと短い傾向があります。
持続期間が短いため、エステ用ハイフは医療ハイフよりも短い間隔で再施術を受ける必要があります。
料金による違い
医療ハイフ
医療ハイフは効果が高い分、価格も高く設定されています。
医療ハイフの1回の施術料金の相場は、顔で約4~15万円程度です。
エステ用ハイフ
エステ用ハイフは約5,000円~1万円程度と安く受けられますが、十分な効果を受けるためには医療ハイフよりも高頻度で回数も多く通う必要があります。
ハイフの効果を長期的に持続させるためには、施術を継続して受けることが大切です。
1回当たりの価格は医療ハイフの方が高いですが、何度も通う手間や費用対効果を見ると、医療ハイフの方がおすすめです。
リスクによる違い
ハイフにはほとんど副作用やダウンタイムはありませんが、施術後に赤みや腫れ、軽いやけど、乾燥などが生じる可能性があります。
通常は数日以内に治まりますが、万が一長引く場合は医師の診察を受ける必要があります。
クリニックで施術をすれば、トラブル時もすぐに対処することができます。
ハイフは医療行為
そもそもハイフは医療行為に当たるため、医療従事者しか行うことができません。
がん治療として高い効果と安全性が実証された技術であり、肝臓がん、乳がん、子宮筋腫の治療など、幅広い医療現場で活用されています。
高い熱エネルギーを皮膚の内部に照射するため、知識と技術が求められます。
いくら出力が弱いといっても、知識がない状態で行うのはリスクがあります。
実際にハイフを受けてやけどやケガをした事例もあります。
そのようなリスクを避け、ハイフの施術を受けたい方は、専門知識と技術を持っている信頼できる医療機関でハイフを受けることをおすすめします。
ハイフの施術は医療期間で受けるのがおすすめ
最近は医療ハイフの他にも、エステ用ハイフや家庭用ハイフなど、医療機関以外でもハイフ施術が受けられるようになっていますが、本来ハイフは医療行為です。
エステ用ハイフは医療行為ではないため出力が弱く、皮膚の浅い層への照射しかできず、医療ハイフよりも効果は限定的で、持続期間も短いです。
医療行為の施術は、変化が得られやすいものの、合併症のリスクも伴います。
そのためより安全で効果の高い施術を受けたいのであれば、正しい医療知識と専門技術を持った医師が在籍するクリニックを選ぶ事が大切です。
万が一、重篤な副作用が起きた場合でも、クリニックで施術を行っていれば、すぐに医師の診察を受けて、適切な処置を行うことができます。
ハイフを受ける際のポイント
施術実績が多く、信頼できるクリニックを選ぶ
ハイフはダウンタイムが短く、ダウンタイムの症状も軽度なものが多いですが、重篤な副作用が起きる可能性も全くないわけではありません。
万が一、施術でトラブルが起こった場合でも、適切に対応してくれるフォロー体制がしっかりしているクリニックを選びましょう。
カウンセリングの際に、ダウンタイムや副作用についてもきちんと説明してくれるかどうかを確認しましょう。
疑問や不安がある場合は、必ずその場で質問しましょう。
美容施術は少なからずリスクを伴うものであるため、しっかりと信頼できる医師やクリニックで施術を受けることをおすすめします。
リスクや危険性について理解しておく
ハイフは皮膚組織に熱を加える施術です。機器の取扱いや、知識が乏しい場合はやけどや神経麻痺のリスクがあります。
ハイフは医療行為であり、エステでのハイフは禁止されています。
リスクと危険性をしっかり理解をして施術する場所を選びましょう。
紀尾井町プラザクリニックのハイフ
症例写真
治療内容 | ハイフウルトラセルQプラス(超音波テクノロジーを利用したリフトアップ治療) 顔全体+あご下 1回 約500ショット(ドット400、リニア100ショット) |
治療期間・回数 | 1回 |
費用 | 66,000円~154,000円(税込価格・自由診療) |
リスク・副作用 | 赤み、腫れ、かゆみ、色素沈着、熱傷等 |
医療ハイフについてよくある質問
施術直後からメイクが可能ですが、肌に負担をかけないよう軽めのメイクにし、ファンデーションやアイシャドウなどはこすらず優しくのせるようにしましょう。
その方の肌の状態や、組み合わせる施術の内容などによっても適切な間隔は異なるため、ハイフの施術前後で受けたい美容施術がある場合は、予め医師と相談するようにしましょう。
紀尾井町プラザクリニックでは、大学病院教授をはじめとする日本形成外科学会認定形成外科専門医、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医が、カウンセリングから患者様の持つお悩みをお伺いし、1人ひとりの肌の状態に合ったハイフ施術をご提案いたします。まずはお気軽に無料カウンセリングにてお問い合わせください。