2024.11.14 目元二重切開法二重埋没法 【雌雄眼(しゆうがん)とは】なぜ片目だけ二重になってしまうのか?左右差を揃える方法をご紹介 まぶたの形は、一重や二重、奥二重など人それぞれです。片目だけ二重だったり、左右の二重のラインが大きく異なったり、大きさが左右で異なったりする目を「雌雄眼(しゆうがん)」と呼びます。片目だけが二重でコンプレックスを感じている方は実は少なくありません。このコラムでは、雌雄眼とは何かについて解説し、なぜ片目だけ二重になってしまうのか、左右差を揃える方法についてもご紹介します。まぶたの左右差でお悩みの方はぜひご参考にしてください。目次 Toggle雌雄眼とは?雌雄眼になってしまう原因遺伝によるもの日常生活での体のゆがみ左右の視力差寝不足や疲労雌雄眼の魅力雌雄眼を解消する方法メイクセルフケア二重形成雄眼を根本的に解消するには二重形成がおすすめ二重埋没法二重切開法片目だけの二重形成術の注意点完全に左右同じバランスにはならない術後に左右差が出てくる可能性もある二重整形の症例写真二重形成についてのよくある質問まとめ雌雄眼とは?雌雄眼とは、片方の目が二重でもう片方の目が一重だったり、二重のラインが左右で大きく異なったりするような目のことをいいます。もともと両目とも一重だった方が片目だけ二重になったり、逆にもともと両目とも二重だった方が片目だけ一重になってしまったり、左右差が生じるパターンやきっかけはさまざまです。目元に限らず、左右のバランスが整っている方が美しいといわれることが多いため、雌雄眼を解消したいと考える方は多くいらっしゃいます。雌雄眼になってしまう原因雌雄眼になってしまう原因としては、遺伝的なもの(先天的なもの)と日常生活によるもの(後天的なもの)があります。 遺伝によるものまぶたが一重か二重になるかは遺伝による影響が大きいです。基本的には二重まぶたが「優性遺伝」のため、両親のどちらかでも二重まぶたの場合、子どもは二重まぶたになる可能性が高いです。このようにまぶたの形状は遺伝によって影響を受けるため、両親のどちらかが雌雄眼だった場合、その遺伝子を受け継いで雌雄眼となる可能性があります。日常生活での体のゆがみ例えば、なにかを食べるときに左右どちらかだけで噛む、座るたびに足を組む、頬杖をつく、片足に重心をのせて立つなどの癖がある人は、体がゆがんでいる可能性があります。ゆがみによって左右のバランスが悪くなると顔の表情筋や骨格にも影響が出て、結果として、目元も左右非対称になってしまうことがあります。左右の視力差視力に差があったり、寝転んでスマートフォンを見るなどといった癖があると無意識のうちに片方の目の筋肉ばかりを使い、よく使う方の目だけ二重になるといったようなケースもあります。視力の差が大きいと日常生活での負担も大きくなるため、眼鏡やコンタクトレンズなどを適切に使用して、視力のバランスを整えるようにすると良いでしょう。 寝不足や疲労睡眠不足や眼精疲労によって血行不良になると、顔がむくみ、一時的に片目だけ一重になる、といったことが起こります。元に戻る可能性が高いですが、慢性化するとそのままの状態になってしまうこともあります。また、老化によって目元の皮膚がたるみ、片方だけ一重になるといったケースもあります。雌雄眼の魅力片目だけ二重であることは悩みの種になりがちですが、実はメリットもあります。左右非対称であることによって、視線を引きつけやすくなり、ミステリアスな印象を与えたり、目力が強くなったり、チャームポイントにもなります。実際に人気を集める俳優や芸能人の方にも雌雄眼の方はいらっしゃいます。そもそも左右対称であるかどうかは、正面からよく見ないと分かりにくいものです。生まれつき片目だけ二重だったり、目の大きさが違うことを気にされている方も、すぐにどうにかしないといけないと考える必要はありません。ただし、どうしても左右のバランスが気になる、雌雄眼がコンプレックスと感じている方は、いくつかの方法でバランスを整えることができます。 雌雄眼を解消する方法メイク雌雄眼をメイクで解消する方法として、片方だけ一重のまぶたを専用ののりで二重にする方法があります。即効性がありますが、まぶたの負担になりやすいため、使用方法をよく確認し丁寧に行うようにしてください。また、アイシャドウやアイラインなどのメイクの仕方を工夫することで、一重まぶたを二重のように見せることは可能です。セルフケア体のゆがみや疲れによって両目とも二重だったまぶたが片方だけ一重になってしまった場合は、ゆがみを解消したり、生活習慣を見直すことで、元の状態に戻ることができる可能性があります。前述したような体にゆがみを生じる癖に心当たりのある方は、まずはその習慣を改善するようにしましょう。また、十分な睡眠を確保し、長時間のスマートフォンやパソコンなどの画面を見続けることをやめることは、血行の改善とむくみ解消に効果的です。さらに、温かいタオルで目を温めたり、目の緊張を取るマッサージを行うことも有効です。二重形成メイクやセルフケアで左右のバランスを近づけることができますが、常にその状態をキープするのは難しいです。お悩みを根本的に解消したい場合には、美容外科などで二重形成手術を受けるという方法もあります。片目だけ二重の状態の場合は、もう片方の目に二重施術を行うことによって、バランスのよい目元に近づけることができます。セルフケアやメイクでは時間と手間がかかりますが、手術の場合は長い期間安定的に状態をキープすることができます。 雄眼を根本的に解消するには二重形成がおすすめ二重形成術には、医療用の糸を使って切開せずに二重のラインを作る「二重埋没法」と、まぶたを切開して二重のラインを作る「二重切開法」があります。元々の目元の状態や希望する二重のラインによって、どちらの施術が合うかは変わってきます。二重埋没法二重埋没法は、切開することなく医療用の糸を使用しまぶたを縫い留めて二重のラインを作成する術式です。まぶたを切らないため、切開法に比べダウンタイムが短く、術後のまぶたの腫れや内出血の症状が軽い傾向にあります。一般的に3日〜1週間程度で腫れが目立たなくなります。施術時間も術式にもよりますが20分程度と短いため、体への負担も少ない場合がほとんどです。また、二重の仕上がりに満足がいかなかった場合は糸を抜くことでやり直しができることも特徴の一つです。しかし、まぶたを糸で縫い留めるだけの施術であるため、まぶたに厚みがある方は糸が取れやすい傾向にあります。切開法とは違い糸で縫い留めているだけなので半永久的に二重を維持できないことがデメリットでもあります。二重切開法二重切開法は、まぶたの皮膚を切開し二重のラインを作る施術方法です。二重を半永久的に維持できることが切開法の特長です。さらに、切開を行う際に、まぶたの余分な脂肪や皮膚も切除することもできるため、まぶたに厚みのある方でも理想的な目元に近づけることができます。くっきりとした二重に憧れる方には、切開法が向いています。施術時間は30〜60分程度で、施術後の腫れや内出血は2〜3週間ほど続きます。ただし、切開法は埋没法と違いやり直しができないため、事前に医師にしっかりと要望を伝え納得したうえで施術を行うようにすることが大切です。 片目だけの二重形成術の注意点二重形成術は両目で行わなければならないのではなく、片目のみ行うことも可能です。その場合は、いくつか注意が必要なポイントがあります。完全に左右同じバランスにはならない二重のほうに合わせるように手術を行っても、元々のまぶたの状態などによっては完全に同じバランスにはならない場合もあります。特に二重埋没法では、まぶたの厚みや筋肉の状態、元々の目の形状によって作ることができる二重のラインには限界があります。そのため、場合によっては片目だけではなく両目で二重形成術を行って、バランスを取る方が良いこともあります。術後に左右差が出てくる可能性もある元々左右差のある方の場合、左右差の生じやすい生活習慣を送っている方が多いです。手術によって左右差を整えても、生活習慣が同じだとまた少しづつ左右差が出てきてしまう可能性があります。せっかく手術した効果を持続させるためにも、生活習慣や日頃のケアを見直すと良いでしょう。二重整形の症例写真治療内容二重埋没法2点留 (皮膚をメスで切開、切除することなく、ナイロンの糸を上まぶたに通して埋没させることにより、二重のラインを形成する施術)治療期間・回数1回費用両目1年間保証 110,000円(税込価格・自由診療)リスク・副作用出血、痛み、腫れ、感染、糸が切れたり、外れると二重のラインが元に戻る場合があります 二重形成についてのよくある質問手術時間はどれくらいですか?手術時間は二重埋没法で20分程度、切開法で30~60分程度です。埋没法で控えめな奥二重も出来ますか?可能です。末広型の二重は、蒙古襞の内側から始まって目尻に近づくにつれて広がるデザインで、整形感を抑えたい方や控え目な二重を作りたい方におすすめです。カウンセリングで事前に仕上がりを確認出来ますか?カウンセリングでは、医師と一緒に仕上がりのデザインをしていきます。満足する仕上がりにするためにも、ご自分の希望を医師に伝え、しっかり確認するようにしましょう。 ただ、目の状態や骨格によっては、希望するデザインにすることができない場合もあります。医師としっかりと話し合い、納得した上で施術を受けることが大切です。 まとめ雌雄眼の主な原因としては遺伝のほか、日常生活においての体のゆがみや左右の視力差、慢性的な寝不足や疲労などが挙げられます。メイクやセルフケアなどでも改善は可能ですが、時間と手間がかかってしまいます。長期間安定的にバランスの良い目元をキープしたいのであれば、二重形成手術をおすすめします。雌雄眼の解消を目的とした二重形成術は、左右で状態の違うまぶたを同じ状態に整えていく必要があるため、医師の技術力やセンスが重要となります。紀尾井町プラザクリニックでは、大学病院教授をはじめとする日本形成外科学会認定形成外科専門医がカウンセリングから手術までを担当し、あなたの目元に対するお悩みや理想とする二重をご提案いたします。カウンセリングは無料となっており、美容外科が初めてという方をはじめ、どなたでもお気軽にご来院いただけます。価格・アクセスなどクリニックの選び方は様々ありますが、本当に大切なポイントは信頼できるクリニックであるかどうかです。納得のいくカウンセリングを受けることができるか、信頼できる担当医であるかなど、事前にホームページなどで確認されてからご予約されることをおすすめいたします。