ダーマペン4で肌をキレイになったという口コミや症例写真を見てに興味を持って調べても
「ダーマペン 痛い」
「ダーマペン 傷跡」
「ダーマペン 高い」
など、デメリットが気になって、施術を迷っている方は多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、ダーマペン4のメリットやデメリット、施術後の注意点、クリニック選びのポイントについても詳しくご紹介します。
目次
ダーマペン4はデメリットがあるならやめた方がいいの?
ダーマペン4は針を肌にあて、肌表面に微小な穴をあけわざと傷をつけるので良くも悪くもお肌への刺激が強い施術です。
そのため、効果を感じられやすいたなどのメリットと、デメリット、注意点などがあります。
医療トラブルを避けるためにも、こちらの記事を最後まで読んでご参考にして下さい。
ダーマペン4とは
ダーマペン4は、髪の毛よりも細い超極細の針を肌にあて、肌表面に微小な穴をあけます。肌は傷を負った状態となるため、肌自身の傷を治そうとする力(創傷治癒)を促すことで、傷を修復して元に戻ろうとします。
その過程で真皮の線維芽細胞が刺激され、コラーゲンやエラスチンが増幅します。
これらの作用で新陳代謝が促進され、肌のターンオーバーが正常に戻り、肌が再生されることで肌質を改善できます。
しわやたるみ、毛穴の開き、ニキビ跡といった肌トラブルが改善され、滑らかな肌に仕上がります。
ダーマペン3とダーマペン4の違い
ダーマペン4は、ダーマペン3と比べ、主に針の本数とスピード、最大深度が異なります。
ダーマペン3は、12本の極細針で毎秒1,300個に対し、ダーマペン4は、16本の極細針で毎秒1,920個の穴を皮膚に開けることができるため、短時間での施術が可能となりました。
短時間で施術が可能になったことにより、痛みも少なくなりました。
また、装着する針の深さを調節することができ、狭い範囲や湾曲した部位の治療も可能です。
最大深度も2.5mmから3.0mmと、深くなったことにより目元・口元などのこれまでの施術では解決し難かった部位も細かく施術することができ、効率的にお肌の奥まで有効成分を浸透することができます。
紀尾井町プラザクリニックで使用しているのはダーマペン4です。
ダーマペン4のデメリットは?
経験豊富な医師の施術ではないと失敗してしまうことがある
近年、安価でダーマペン4の機器が購入でき、ご自身で治療を行う方が増えてきています。
しかしダーマペン4は医療機関でしか取扱いができないうえに、間違った使い方をすると、肌荒れや肌のトラブルの悪化につながります。
そのため、知識・経験のある医療従事者のもとで施術を受けることが最も重要です。
ご自身で行なった場合の多くは失敗へと繋がり、下調べをせず安易にクリニックを選んでしまえば、技術が伴わない医師に当たってしまう可能性があります。
クリニックを選択される際は、しっかりと情報を調べてから決めましょう。
治療を継続することで費用が高額になることがある
ダーマペン4に限らず、美容施術は複数回施術を重ねることでより大きな効果が実感できます。
肌の悩みや症状が改善する施術回数は個人によって異なりますが、多くの場合は4〜5回受けられると大きく改善します。
色素沈着やニキビ跡など、肌の状態が重度化している場合でも、6〜10回治療を受けると、目に見えて効果が期待できるでしょう。
複数回行うことで、よりターンオーバーが整うため、ニキビ跡だけでなくニキビも出来にくいお肌やコラーゲンなども再生過程で作られるため肌のハリにもつながりより効果的が感じられやすいです。
ダウンタイムが必要なことがある
個人差や針の深さによって前後しますが3~4日程度赤みが残ります。
ダウンタイム中は、乾燥しやすいため、しっかりと保湿をしなるべく肌に刺激を与えないよう過ごすことが大切です。
事前にスケジュール調整をし、外出の際は日焼け対策をしっかり行いトラブルを回避できる様にしましょう。
【ダーマペン4】ダウンタイムは何日?注意点や施術後の適切な過ごし方を紹介
ダーマペン4のメリット
痛みが感じにくい
ダーマペン4は、針を使い肌に傷をつけて創傷治癒効果で肌質の改善を行う美容施術です。
ダーマペン4の針の細さは33Gと医療用の中でも特に細いものが用いられています。
また振動しながら高速で針を刺す「オートマチックバイブレーション機能」も搭載されており、施術中の痛みや不快感を軽減できるよう、配慮された作りとなっています。
さらに、施術前には表面麻酔を利用することでほとんど痛みを感じられないでしょう。
毛穴の開きを改善する
毛穴の開きは、男女問わず多くの人が悩む問題です。
その原因は皮脂の過剰分泌や、加齢に伴うたるみが主にあります。
ダーマペン4で真皮の線維芽細胞を刺激し美容成分を促すことで、たるみの軽減と共にハリの改善にも繋がるため、毛穴の開きが改善されるでしょう。
真皮層へ直接美容成分を届けられる
施術の針穴を利用して、皮膚の内部の奥まで美容成分を導入できるのは、ダーマペンならではのメリットです。
真皮層へ直接美容成分を届けられるため、お悩みに応じた製剤を選ぶことで、高い効果が期待できます。
美容成分の組み合わせで相乗効果がある
ダーマペン4の施術は、薬剤の導入やピーリングを追加することができ、お悩みに合わせて選ぶことができることもポイントのひとつです。
ヴェルベットスキン(ダーマペン×コラーゲンピール「PRX-T33」)を導入
ヴェルベットスキンは、コラーゲンピールとダーマペンの施術を組み合わせることで、ニキビやニキビ跡・毛穴・くすみへのアプローチ、肌質改善、ハリ・ツヤアップなど、ダーマペンがもたらす様々な効果の底上げが期待できます。
ダーマペンの施術後にコラーゲンピールの施術が行われることで、薬剤がより肌に浸透しやすくなるため、真皮層の線維芽細胞が刺激され、コラーゲンの増生を促すことができます。
成長因子を導入
成長因子は体内にあるタンパク質の一種です。
ダーマペン4でできた穴に導入するため、肌の奥の細胞から再生力がアップすることが期待できます。
ターンオーバーの促進や、しわ・たるみへのアプローチなどをサポートします。
エクソソームを導入
ニキビ跡やクレーター、色素沈着が気になる人はエクソソームの併用がおすすめです。
エクソソームは肌の修復やバリア機能の低下をサポートし、滑らかな肌状態に近づけることができます。
クリニックにより、導入できる美容成分が異なりますので、来院されるクリニックにてご確認下さい。
ダーマペン4の効果
治療内容 | ダーマペン4(極細の16本の針を真皮層まで通し、皮膚が持つ創傷治癒力を利用し、肌の自己再生を図る治療) |
治療期間・回数 | 1回 |
費用 | 29,700~58,000円(税込価格・自由診療) |
リスク・副作用 | 出血、内出血、赤み、ひりつき、痛み、皮剥け、色素沈着、一時的なニキビの悪化等 |
注意点
日焼けを避ける
ダーマペン4は超極細の針で肌に穴をあけるため、一時的にバリア機能が低下している状態となります。
そのため治療後に紫外線を浴びると、肌が炎症を起こす可能性があります。
施術後の外出の際は日焼け対策をしっかり行い、紫外線から肌を守りましょう。
ただし、施術後の肌の状態によっては、医師から日焼け止めのクリームの利用を控えるように指導がある場合もあります。
血流を促進する行為は避ける(飲酒、サウナ、激しい運動)
ダーマペン4を受けた後は、赤みが引くまでの約2~3日は、サウナや入浴、激しい運動、過度な飲酒は避けましょう。
施術後の肌は非常にデリケートな状態にあり、体温が著しく上昇することで赤みが増すことや症状が長引くことがあります。
なお、ダーマペン4を受けた当日、入浴は避ける必要がありますが、シャワーを浴びる程度なら問題ありません。
体質や体調によってはダーマペン4を受けられない
クリニックによって受けられないと判断される条件は異なります。一般的に、ダーマペンを受けられないと言われる条件をご紹介します。
✔️妊娠中や授乳中の方
✔️金属アレルギー、麻酔アレルギーの方
✔️ケロイド体質の方
✔️施術部位に創傷などの傷や炎症がある方
また、ヘルペスや肝斑などがある方で、ご希望があればその箇所を避けて施術することも可能であるため、実際に施術を受けるクリニックで相談してみましょう。
ピーリング剤・アルコール・ビタミンCが含まれたスキンケア製品の使用を数日控える
ダーマペン4の治療後は、肌がデリケートになるため、
✔️ピーリング剤
✔️アルコール
✔️ビタミンC
が含まれたスキンケア製品を使うと過度な刺激となり、熱感やひりひり感が増強したり、赤みを助長する可能性があります。
肌状態が落ち着くまでの数日は、刺激が少なく、保湿効果の高いスキンケア製品を使用することが推奨されます。
レチノール・トレチノインを使用している場合は治療前後3日間は使用を控えてください。
治療翌日からメイクが出来ますが、メイク時・洗顔時はごしごし擦らないように気を付けましょう。
・レチノール・トレチノイン(治療前後3日間)
ダーマペン4の副作用
出血、内出血
ダーマペン4では、とても細い針を使用しますが、広範囲にわたって細かく針を刺していくため出血のリスクがあります。
特に皮膚が薄い箇所は、出血しやすくなります。
施術をしながら止血していきますが、内出血が起こりやすい方や深く針を入れた際は、内出血跡が目立ってしまう可能性もあります。
内出血は、1週間から2週間ほどで自然に治ります。
またお化粧で隠れる程度であることが多く、翌日からお化粧が可能であるため日常生活に大きく影響はないでしょう。
炎症
超極細ではありますが、針で肌に傷をつけるため、肌が炎症を起こし赤みがでる場合があります。
炎症が起こることで、痛みや熱感を伴ったり、ヒリヒリした感じが数日残る方もいます。
炎症が起きている間は、肌に刺激を与えることで、炎症後色素沈着につながる恐れがあるため、刺激を与えないように注意しましょう。
冷やすことで痛みや熱感が緩和されます。
炎症が落ち着かない場合は、感染を起こしている可能性もあるため、すぐに施術を受けたクリニックまでご連絡ください。
むくみ
針で肌に傷をつけるため、肌を修復する過程でむくみが出る場合があります。
むくみは数日で治まります。
クリニックを選ぶポイント
自分の予算の範囲内であるか
クリニックを選ぶ際は、自分の予算内で行えるかどうかを確認しましょう。
ダーマペン4の施術は、ご自身の目的や肌質によって、複数回の施術が必要になることもあります。
1回の料金だけではなく、あらかじめコースの施術料金を確認することをおすすめします。
クリニックによっては、5回コースなどダーマペン4のセットコースが用意されており、1回あたりの料金が割引になる場合もあります。
また、クリニックによっては初回料金と2回目以降の料金が異なる場合もあるため、2回目以降の料金も確認しましょう。
ダーマペン4施術時の痛みが不安な方は、麻酔料金も確認しておくと良いでしょう。
クリニックによって異なりますが、麻酔クリーム代の追加料金が発生する場合もあります。
紀尾井町プラザクリニックでは全てのダーマペン4施術代に「麻酔代」+「鎮静パック」が含まれています。
鎮静パックは、米国発のスキンケアブランドBENEV(ベネブ)社の「GF(成長因子)ハイドロジェルモイスチュアライジングマスク」(当院販売価格2,200円)を使用いたします。
自分に合うオプションメニューがあるか
ダーマペン4の施術は併用して美容成分の導入をすることで、より肌の悩みに働きかけることが出来ます。
そのため、自分が抱えている肌の悩みに沿ったメニューがあるクリニックを選ぶことをおすすめします。
まとめ
ダーマペン4は針を使い、肌に穴をあけるためデメリットが特に気になる方が多いと思います。
ですが、デメリットだけではなくメリットも多く、肌の奥の真皮層までアプローチができるため、ニキビ跡の改善だけでなく、毛穴の引き締め効果、肌のハリ改善、小じわの改善などさまざまなお肌のお悩みに対しても効果的な美容施術です。
まずは、カウンセリングを受け、医師にお悩みをご相談して下さい。
紀尾井町プラザクリニックのダーマペン4の値段
内容 | 料金 | 備考 | |
スタンダード | 1回 | 29,700円 | |
3回コース | 80,200円 | 26,740円/回(10%OFF) | |
5回コース | 126,300円 | 25,260円/回(15%OFF) | |
ブライトライト | 1回 | 34,700円 | |
3回コース | 93,700円 | 31,240円/回(10%OFF) | |
5回コース | 147,500円 | 29,500円/回(15%OFF) | |
ヴェルベットスキン | 1回 | 37,700円 | |
3回コース | 101,800円 | 33,940円/回(10%OFF) | |
5回コース | 160,300円 | 32,060円/回(15%OFF) | |
エクソソーム | 1回 | 58,000円 | |
3回コース | 156,600円 | 52,200円/回(10%OFF) | |
5回コース | 246,500円 | 49,300円/回(15%OFF) |
(税込価格・自由診療)