【毛髪再生治療】HARG+(ハーグプラス)療法とは?治療法と特徴を解説!

この記事の監修者
松岡伯
紀尾井町プラザクリニック 医師

日本形成外科学会認定形成外科専門医

HARG+(ハーグプラス)療法とは?

HARG+(ハーグプラス)療法は、高純化エクソソーム(ASCE+)を直接頭皮に注入し、薄毛の進行を抑制するだけでなく、頭皮の細胞を活性化して毛髪の再生を促進し、治療後も発毛した毛髪の維持をする新しい治療法です。男性型脱毛症(AGA)や、女性のびまん性脱毛症など、男女共に薄毛に悩まされている方に幅広く治療を受けられています。

HARG+(ハーグプラス)療法のメリット

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高純度エクソソーム(ASCE+)

高い発毛率

高純度エクソソーム(ASCE+)は、新しい細胞を作り出す幹細胞から分泌されたもので、損傷もしくは老化した幹細胞を修復・再生させる効果を持っています。さらに従来の成長因子10種類に加えてビタミン、アミノ酸、ミネラルなども含まれた製剤を直接頭皮下に注入するため男女問わずに効果が期待できます。

効果の持続率が高い

増毛や自毛植毛とは異なり、もともと持っている毛根や毛母細胞を再生させるため治療終了後すぐに効果がなくなることはなく、活性化された頭皮環境は維持されます。すなわち、頭皮の老化を遅らせることができる治療です。

自分の毛髪が再生される

高純化エクソソーム(ASCE+)に従来からの成長因子10種やビタミン、アミノ酸、ミネラルなども主要成分を注入することによって、薄毛の原因物質を抑えるのではなく、本来備わっている発毛力・育毛力を再生させて、頭皮環境の改善や発毛を促します。

女性にも効果的

従来の毛髪再生は女性には効果が出にくいものもありましたが、HARG+(ハーグプラス)療法は、男女関係なく薄毛に効果を発揮します。

抜け毛予防にも繋がる

HARG+(ハーグプラス)療法は、本来頭皮が持つ発毛力や育毛力など頭皮環境を改善する根本治療であるため、髪の土台となる頭皮と髪のすべてをサポートすることが可能です。

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HARG+(ハーグプラス)療法のデメリット

治療費がやや高い

HARG+(ハーグプラス)療法は6~9回の施術(1クール)で40~70万円程度と治療費が高額であるため、気軽に試せる価格ではないという点がデメリットになるでしょう。
しかし、発毛効果の持続性が高く、メンテナンス費が安く済むため長期的に考慮した場合一概に高いか安いかは一概に言い切ることはできません。
長期的な効果と価格を比較して判断されるのがよろしいかと思います。

稀に熱感・発疹・かゆみなどの症状が現れる

注射器または専門の注射器によって頭皮に直接注入するため、頭皮に若干の赤みや鈍い痛みなどが生じる可能性があります。

治療の効果が実感できるまで一定時間かかる

HARG+(ハーグプラス)療法は毛母細胞を活性化する治療法です。発毛効果があらわれるまで個人差はありますが平均して3〜6ヵ月程掛かります。AGAの進行が進んだ状態の患者様に対する治療が多い事もあり、効果が現れる時期も平均期間も長期になりやすいです。 治療をしてすぐに発毛効果があらわれるというものではないことをあらかじめ理解しておく必要があります。

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HARG+(ハーグプラス)療法とメソセラピー治療の違い?

HARG+(ハーグプラス)療法と育毛メソセラピーは、どちらも有効成分を頭部に直接注入する治療法ですが、注入する成分が大きく異なります。
HARG+(ハーグプラス)療法で使用する薬液には、幹細胞から分泌されたエクソソームを主成分とし、従来からの成長因子10種類やビタミン、アミノ酸、ミネラルなども含まれた製剤を使用します。

HARG+(ハーグプラス)療法は、エクソソームだけでなく各種成長因子も含まれているため髪を作り出す毛母細胞に直接働きかけて、健全なヘアサイクルを整え、髪の土台となる頭皮そのものを再生させる治療です。
投薬治療の補助として用いられることが多い育毛メソセラピーと、治療が終了した後も、継続した発毛効果が得られるHARG療法とでは、根本的に薄毛治療に対するアプローチが異なります。

HARG+(ハーグプラス)療法の注意点

HARG+(ハーグプラス)療法では、抽出した脂肪幹細胞を培養して得た高純度エクソソーム(ASCE+)を使用します。感染対策できておりアレルギーや発がん性などの心配をすることなく、治療を受けることができるでしょう。
頭皮に注射を行うため、痛みを伴う場合があります。治療後は施術部位から若干の出血がみられる場合があります。また、HARG+(ハーグプラス)療法を受けた後は、カラーやパーマを2週間程度控える必要があります。

HARG+(ハーグプラス)療法の治療期間は?

HARG+(ハーグプラス)療法の治療期間は、個人差はありますが4週間から6週間に1回の頻度で治療を5~6回程度行いますのでトータルで6~10ヵ月という場合が多いです。治療を受けてから3ヵ月目で作用を実感できた患者様もいます。毛周期が正常化された段階で治療は終了です。治療後は1年に1~2回のメンテナンスを受ければ、毛の成長力を維持できるでしょう。
また、HARG+(ハーグプラス)療法は薬物療法との併用が可能です。HARG療法だけでは十分に改善しなかった場合には、薬物療法との併用を検討しましょう。この場合は、治療期間がどうしても長くなります。

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HARG+(ハーグプラス)療法でよくある質問

痛みはありますか?

クリニックによって異なりますが、治療を行う前に少量の麻酔薬を注射してブロック麻酔を行えば、施術中の痛みはほとんど感じることはありません。

HARG+(ハーグプラス)療法にも初期脱毛はありますか?

個人差はありますが、初期脱毛が起こる可能性があります。急速に抜け始めるため驚かれる方もいらっしゃいますが、初期脱毛は、髪の毛が生え変わるための正常な現象なので、AGAによる薄毛を改善するためには初期脱毛についても十分に理解しておくことが大切といえます。

パーマやカラーは可能ですか?

治療前後1週間はパーマやカラーリングを避ける必要があります。施術から1週間以上経過したら、パーマやカラーリングを行うことができます。

妊娠中や授乳期間中の女性でも受けられますか?

妊娠中、授乳中は原則受けられません。産後脱毛期が終わったらHARG+(ハーグプラス)療法を開始もしくは再開できます。

まとめ

HARG+(ハーグプラス)療法は頭皮環境を改善する、多くの人に効果が期待できる治療法です。しかし、費用がかさむこともあり、治療を躊躇してしまう方も少なくないでしょう。
HARG+(ハーグプラス)療法はAGA治療として有用であると考えられますが、現在、国内で推奨されているAGAの治療法は投薬治療のみです。
紀尾井町プラザクリニックでは細やかなカウンセリングにより、高い投薬治療を行っております。日本医療毛髪再生研究会会員の医師がカウンセリングから施術までを担当いたします。少しでも薄毛や抜け毛、生え際が気になる方は、まずは一度当院の無料カウンセリングにお越しください。
日々の男性型脱毛症(AGA)や、女性のびまん性脱毛症などのお悩みを改善し、曇りのない明るく前向きなこれからの日々を一緒に目指しませんか。