2025.07.16 しみが気になるイオン導入ケミカルピーリングコラーゲンピールフォトフェイシャルM22ルビーレーザー治療東大方式トレチノイン治療炭酸ガスレーザー治療 顔のしみを消すための方法とは?原因やセルフケアの仕方も解説 顔にしみができる原因は様々で、紫外線や加齢、ホルモンバランスの変化などが影響を与えます。しみは肌の悩みの一つであり、多くの人が解消法を模索しています。今回は、顔のしみを消すための方法について、原因やセルフケア、更に美容皮膚科での治療法についても詳しく解説します。無料相談フォームはこちら目次 Toggleしみを消す主な方法メイクで隠す美白化粧品やクリームによるセルフケア医療機関で美容施術を受けるしみができる主な原因紫外線によるメラニンの蓄積ターンオーバーの乱れストレスしみを防ぐためのセルフケア健康的な生活習慣を身につける日焼け対策を徹底するスキンケアによる肌のターンオーバー促進セルフケアで改善できるしみとは?肝斑老人性色素斑炎症性色素沈着美容皮膚科の治療法フォトフェイシャルM22ルビーレーザー治療炭酸ガスレーザー治療東大方式トレチノイン治療コラーゲンピーリングケミカルピーリングイオン導入内服治療症例写真よくある質問まとめしみを消す主な方法メイクで隠す最も手軽で即効性がある方法は、メイクでしみを隠すことです。コンシーラやファンデーションを使うことで、しみを一時的に隠すことができます。日常的に使用できる手軽さが魅力で、外出前にすぐにしみを隠したい時に便利です。美白化粧品やクリームによるセルフケア美白化粧品やクリームを使ったセルフケアは、しみを予防したり、軽減したりする効果が期待できます。これらのアイテムには、しみを薄くするビタミンC誘導体やアルブチンなどが含まれており、定期的に使用することでしみが目立たなくなることがあります。ただし、効果が現れるまでには時間がかかることが多いため、根気よく使い続ける必要があります。また、美白ケアを行う際は紫外線がしみを悪化させる原因となるため、日焼け止めをしっかり塗ることを忘れないようにしましょう。医療機関で美容施術を受けるしみを短期間で効果的に治療したい場合、医療機関での美容施術を受けるのも一つの方法です。例えば、レーザー治療やフォトフェイシャルはしみに対して高い効果を示します。レーザー治療は、しみの部分にレーザーを照射して色素を分解し、薄くしていくことができます。フォトフェイシャルでは、光を使って肌のターンオーバーを促進し、しみを改善する方法です。これらの施術は、セルフケアなどに比べ効果がより期待できます。しかし、料金が高額になりがちで、複数回の施術が必要となる場合もあります。また、術後のケアやアフターケアも重要ですので、施術を受ける際は十分に相談し、理解したうえで施術することをおすすめします。しみができる主な原因紫外線によるメラニンの蓄積肌は紫外線を浴びると、紫外線のダメージから肌を守るために、皮膚の基底層にあるメラノサイトが刺激されメラニン色素を作り出します。通常メラニン色素は上へ上へと押し出されていきますが、紫外線を浴び続けると、ターンオーバーのサイクルを上回ってメラニン色素が蓄積し、しみになります。また、蓄積が多すぎると真皮まで沈着してしまうこともあります。真皮に一度できてしまったしみをセルフケアで消すのは難しく、美容皮膚科などでの治療が必要になります。しみを予防するには、日焼け止めをこまめに塗りなおし、帽子や日傘などで肌を覆うといった紫外線対策が重要です。ターンオーバーの乱れメラニン色素は、皮膚の表面に押し出され、垢となって剥がれ落ちます。正常な肌のターンオーバーの周期は約28日間と言われています。ターンオーバーのサイクルは老化によって遅くなるため、30〜40代では約45日間必要になります。年齢を重ねるにつれターンオーバーのサイクルが遅くなるため、メラニンが蓄積されしみができやすくなります。そのほかにも、生活習慣の乱れや乾燥、ストレス、無理なダイエット、アルコール、喫煙などの影響でターンオーバーは乱れやすくなるので注意が必要です。規則正しい生活と適切なスキンケア、紫外線対策を行って、肌の正常なターンオーバーを促しましょう。ストレスストレスによって活性酸素が増加することでメラノサイトが刺激されメラニンが過剰に生成され、しみができやすくなります。また、ストレスによってホルモンバランスが崩れることにより、ターンオーバーが乱れメラニンの排出がうまくいかず、しみとなってしまいます。しみを防ぐためのセルフケア健康的な生活習慣を身につけるしみの原因の一つとして、食生活や睡眠不足、ストレスなどがあげられます。ビタミンCやE、ポリフェノールを多く含む食品を摂取することで、抗酸化作用が働き、肌の健康をサポートします。また、規則正しい生活と十分な睡眠をとることで、肌の回復力が高まり、しみの予防にもつながります。日焼け対策を徹底するしみの最大の原因は紫外線です。紫外線は肌のメラニンを活性化させ、しみやそばかすを引き起こします。日焼け止めは年間を通して使用し、外出時には帽子やサングラスで直射日光を避けることが大切です。特に、紫外線が強い日中の外出時には、SPFが高い日焼け止めを使用するのが理想的です。スキンケアによる肌のターンオーバー促進ターンオーバーは、健康な肌を保つために欠かせないプロセスです。ターンオーバーが乱れると、古い角質が肌に残りやすく、しみが目立つ原因になります。ビタミンCやAHAなどを含んだスキンケア製品を使用することで、肌のターンオーバーを促進し、しみを薄くする手助けになります。セルフケアで改善できるしみとは?セルフケアによって改善が期待できるしみは。いくつかの種類があります。それぞれの特徴と対策方法を解説します。肝斑肝斑は、顔の頬や額に左右対称に現れるしみです。ホルモンバランスの乱れやストレスが原因と言われています。特に女性に多く、妊娠中やピルの使用後に発生しやすいです。セルフケアでは紫外線対策やホルモンバランスを整えることが重要ですが、軽度の場合はスキンケアで改善できることもあります。老人性色素斑主に加齢によって現れるしみです。顔や手の甲に見られます。紫外線によるダメージの蓄積が原因です。老人性色素斑は、ターンオーバーを促進するスキンケアで改善することが可能です。ビタミンCやエクスフォリエーション効果のある製品を使うことが効果的です。炎症性色素沈着ニキビや傷、日焼けなどによる炎症後に発生するしみです。炎症が治まった後、メラニンが肌に残り、色素沈着を引き起こします。セルフケアとしては、肌の鎮静をはかり、メラニンの生成を抑制するスキンケア製品を使用することが有効です。美容皮膚科の治療法セルフケアではなかなか改善が見られない場合や、より効果的にしみを取り除きたい場合には、美容皮膚科での治療をおすすめします。代表的な治療法には以下のものがあります。フォトフェイシャルM22フォトフェイシャルはIPLというレーザーより波長の短い光を照射して、メラニン色素の分解を図る治療法です。フォトフェイシャルで照射される光はレーザーと比べると肌への刺激が少なく、カメラのフラッシュと同じぐらいの強さの光と例えられます。ただし、目に直接フォトフェイシャルの光を浴びてしまうと危険なため注意が必要です。また、フォトフェイシャルはそばかすやしみを除去する目的以外にも、顔全体のトーンアップやニキビ跡の除去、赤ら顔の改善など肌質改善効果も期待できます。 ルビーレーザー治療ルビーレーザー治療は、しみやそばかすなどくっきりとしたしみの除去に適しています。そばかす・しみ治療の中では即効性が見込めるという特徴があります。一方でレーザー治療を受けた後は施術箇所の赤みやかさぶたの形成などの副作用がみられることがあります。施術後は専用のテープを貼るなどの自宅でのケアが必須であり、治療効果にも影響します。施術箇所の経過によっては数ヵ月間貼りっぱなしになる可能性もあります。テープの貼付もしていただく場合もあります。大切なご予定の有無などもしっかりと担当医に伝えた上で、施術を受けるようにしましょう。炭酸ガスレーザー治療炭酸ガスレーザーは盛り上がりのあるしみ(脂漏性角化症)などを皮膚表面で削ることで除去します。深部組織や周辺の正常な皮膚にはダメージを与えずに治療できるので、跡が残りにくいことが特徴ですが、化粧で隠せる程度の赤みが数ヵ月持続することがあります。東大方式トレチノイン治療東大式トレチノイン療法は東京大学美容外科で開発された方法で、「トレチノイン(ビタミンA誘導体)」と「ハイドロキノン」を使用する治療です。しみの種類によって治療期間は異なります。老人性色素斑など、ほとんどのしみやそばかすは約2~6週間程度で消失するケースが多いです。トレチノインによりターンオーバーを整え、サイクルスピードを促進します。ハイドロキノンによりメラニンの生成が抑制されるため、そばかす・しみのないお肌を目指すことができます。副作用として、刺激感、接触皮膚炎に注意する必要があり、正しい用量用法で使用することが重要です。使用する際は処方されたクリニックで使用方法を確認しましょう。コラーゲンピーリングコラーゲンピールは、高濃度トリクロロ酢酸(TCA)、低濃度過酸化水素(H2O2)、コウジ酸が配合することで、肌に負担をかけずに真皮深層に有効成分が浸透し、線維芽細胞を刺激してコラーゲンの生成を強力に促進します。また、コウジ酸には、しみやくすみ予防に効果的な成分です。コウジ酸には「メラノサイト」が出す酵素の活性化を阻害する働きがあります。コラーゲンピールはしみやくすみの予防、肌の透明感アップといった効果も期待できます。ケミカルピーリングケミカルピーリングは、古い角質を剥離し、肌のターンオーバーの促進を促す治療です。本来であれば、肌のターンオーバーによってメラニン色素は排出されていきますが、ターンオーバーが低下していたり、メラニン色素の生成が過剰になったりすることで、しみとして肌に残ります。ケミカルピーリングでは、乱れてしまったターンオーバーを正常に戻しつつ、メラニン色素を排出していくことでシミを少しずつ薄くしていきます。イオン導入イオン導入は、肌に弱い電流を流すことで肌の新陳代謝を促進するビタミンCや、メラニン色素の生成を妨げるトラネキサム酸を肌に浸透させる施術です。ほかの施術に比べて痛みもなく、またIPLレーザーとの併用治療も可能です。 内服治療外側だけでなく、内側からの改善法として食事では十分に摂取できない栄養素を内服薬で補う治療法です。ただし即効性は少ないため、3ヵ月間は内服を継続されるのと併せて、他の施術を組み合わせることでより効果が得られやすくなります。下記4つのお薬を組み合わせ、内服することでそばかす・しみ・肝斑への効果が期待できます。・シナール:しみ・色素沈着・肝斑・ニキビ・美白・しみ予防ビタミンC、ビタミンB、Lシステインを主成分としたビタミン剤です。しみや色素沈着を防ぎ、ハリや弾力に必要なコラーゲンの成分の生成を促します。ビタミンCとビタミンBは、メラニン色素の生成を抑える効果があり、メラニンは色素沈着を引き起こす原因となるので、メラニンの生成が抑えられたお肌はしみやそばかす、皮膚の黒ずみが改善され、くすみの無い透明感溢れるお肌になります。・ユベラ:しみやそばかすの予防抗酸化作用で有名なビタミンEを有効成分とした薬剤です。ビタミンEには血行を良くする作用があり肌の新陳代謝(ターンオーバー)を正常化させ、しみやそばかすを改善する効果があります。しみやそばかすのほかにも、肝斑などの治療において処方されることが多いです。・トランサミン:しみ・色素沈着・肝斑・美白・しみ予防しみの原因になるメラニン色素の生成を抑える作用、炎症を抑える作用のある薬剤です。そばかす・しみや肝斑の原因となるメラニンの発生を抑える働きがあり、同時に肌内部に潜むメラニンを徹底的に除去してくれる効果があります。肝斑の治療にも有効です。・ハイチオール:色素沈着、美白、しみ予防Lシステインを主成分とする薬剤で、パントテン酸も配合されています。ビタミンCと一緒に内服することで、メラニンの発生を抑える働きがあります。しみ治療の詳細はこちら症例写真治療内容ルビーレーザー+外用薬治療(ハイドロキノン使用)ルビーレーザーという特定の波長のレーザー光を照射し、メラニン色素を破壊することで、シミやアザなどの色素病変を治療する方法です。治療期間・回数・費用1~3回1~20ショット 1ショット2,200円21~50ショット 1ショット1,650円51ショット以降 1ショット1,100円(税込価格・自由診療)リスク・副作用赤み、ピリピリ感、腫れ、かゆみ、乾燥などの一時的な症状。まれに色素沈着、色素脱失、瘢痕化、内出血。よくある質問市販のシミ治療薬の効果はありますか? 市販のしみ治療薬には、一定の効果があるものもありますが、効果の程度は個人の肌の状態や使用される薬剤の成分によります。 また、医薬品に比べて有効成分の配合量が少なく、しみを完全に消す・剥がすなどの強力な効果は認められていません。しみの種類や状態によっては、専門的な治療を考えることをおすすめします。レーザー治療において副作用はありますか? レーザー治療には、赤みや痛み、レーザー照射後の炎症後色素沈着などの副作用のリスクがあります。まれに治療後にしみが濃くなる、瘢痕になる場合があります。 治療を受ける前に、担当医とよく相談し、リスクや副作用について理解しておくことが大切です。肌が弱いですが、しみ治療は受けられますか? 肌が弱い場合でも受けられますが、施術内容によっては赤みが長引く場合もありますので、まずは担当医にご相談ください。まとめしみを消す方法は大きく分けて、メイクで隠す方法、美白化粧品やクリームを使ったセルフケア、そして医療機関での美容施術の3つの選択肢があります。どの方法を選ぶかは、自分のニーズや肌の状態、予算に応じて検討することが重要です。しみ対策は早期の対処がカギとなるため、日常的なスキンケアと紫外線対策をしっかり行いながら、必要に応じて適切な方法を取り入れていきましょう。紀尾井町プラザクリニックでは大学病院教授をはじめとする日本形成外科学会認定形成外科専門医、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医がカウンセリングから担当します。患者様の持つお悩みをお伺いし、1人ひとりの肌の状態に合った施術をご提案いたします。また、しみ・そばかす治療に特化したお得なプランもご用意しております。しみ・そばかすにお悩みの方は、まずはお気軽に無料カウンセリングにてご相談ください。無料相談フォームはこちら