二重あごを解消するには?原因と効果的な治療を詳しく解説

二重あごを解消するには?原因と効果的な治療を詳しく解説  

二重あごを解消するには?|紀尾井町プラザクリニック

二重あごが目立つと、たとえ他のパーツがスッキリしていてもぽっちゃりとした印象や老けた印象になりがちです。

年齢を重ねるにつれ二重あごが目立つようになった、
ダイエットは成功したのに二重あごが解消できない・・・

と、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そんな二重あごを招く原因は、肥満だけとは限りません。
実は日々の生活習慣も二重あごを作り出す原因になりかねないのです。
二重あごを解消するためには、二重あごになる原因を理解したうえで、適切な解消法などを知って対策することが大切です。
今回は、二重あごの原因から解消方法までお伝えしていきます。
二重あごでお悩みの方はご参考にしてください。

二重あごになる原因

肥満

肥満によって、全体的に皮下脂肪が蓄積することで脂肪が肥大化します。
身体だけでなくフェイスラインにも影響を与えてしまいます。
さらにあごは脂肪を消費しにくい部分のため、放っておくとあご周りにはどんどん脂肪が蓄積され、見た目もたるみがあり締まりのない印象となってしまいます。

顔のむくみ

脂肪ではなく、むくみが原因で二重あごになることもあります。
塩分の高い食事、お酒の飲みすぎ、冷えなどで血液やリンパの流れが悪くなると、体の余計な水分や老廃物を適切に排出できずにむくみが起こります。
むくんで溜まった水分は普段より下に落ちやすくなるため、痩せていても二重あごに見えてしまうことがあります。

筋肉の衰え

筋力は年齢と共に衰えていき、あごの下がたるむことで二重あごを引き起こします。
口周りやあご周りの筋肉が衰えると、血液や老廃物がたまり、皮膚が下に引っ張られて二重あごの原因になってしまいます。
皮下組織を支える筋力や肌のハリを保つ組織が衰えることで顔に脂肪がついてしまうため、あご周りの筋力が低下している方は要注意です。

骨密度の低下

年齢を重ねると、徐々に骨密度が減少していくことで、顔の骨が萎縮していきます。
すると、その上にある筋肉、皮下脂肪、皮膚を支えていた土台が薄くなることで、たるみが生じます。
さらに、顔の骨が萎縮することにより、あごの位置も後退します。
たるみ+あごの位置が後退することで、二重あごができやすくなります。

姿勢が悪い(ストレートネック)

うつむいた姿勢や、前傾姿勢を長く続けることで、ストレートネックになりやすくなります。
このような姿勢で過ごすと、首回りの筋肉が凝り固まり、可動域が狭くなるとあごや首回りに脂肪がつきやすくなるため、二重あごになります。

食いしばり

二重顎の原因|紀尾井町プラザクリニック
ストレスが溜まっていると睡眠中や集中している間に無意識に食いしばっていることがあります。
無意識にくいしばっている時間が長くなると、口を開くための筋肉が衰えやすくなるといわれています。
また、食いしばりをしてしまう事で、あご周辺の筋肉が緊張状態になりむくみが生じ、二重あごにつながる可能性もあります。

口呼吸

口呼吸は、顔の骨格の発達や下あごの発達を妨げる要因の一つと言われています。
口呼吸は、下顎の骨の角度が通常よりも大きくなってしまい、首からあごの先端までの距離が短くなり二重あごになりやすくなってしまいます。
無意識の口呼吸が二重あごになる原因を生むことも考えられるため、いつも口が開いている人、歯並びや嚙み合わせが悪い人は注意しましょう。
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二重あごの解消方法|セルフケア

二重顎をセルフケアで解消する|紀尾井町プラザクリニック

正しい姿勢を意識する

二重あごを予防するためには「正しい姿勢を身に付ける」ことが大切です。
姿勢が悪いと、血流が滞り老廃物が蓄積しやすくなります。
また、猫背やストレートネックにも繋がり、無意識のうちにあごが突き出て、首やあご周辺の筋力が衰えやすくなります。
その結果、あご周りに脂肪や老廃物などが溜まり、二重あごになる可能性があります。
また、座っている時に肘をつく姿勢や、猫背、前屈みなどが癖になっている人は、これらの姿勢を見直すことから始めましょう。

食生活を見直す

二重顎を改善するために食生活を見直す|紀尾井町プラザクリニック
食事による摂取エネルギー量が多いと脂肪が付きやすくなるため、二重あごにもなりやすくなります。
揚げ物など脂質を多く含む食べ物はエネルギー量が多いので、日頃の食事ではできるだけ脂質を控え、野菜、タンパク質、炭水化物をバランスよく摂取するようにしましょう。
塩分は体に水分を蓄えやすく、摂りすぎるとむくんでしまい二重あごとなってしまいます。
忙しくて自炊が難しい方は、食事による塩分摂取量にも気を付けてください。

表情筋のトレーニング

表情筋のトレーニングをする|紀尾井町プラザクリニック
顔の筋肉が衰えることで「顔に脂肪がつきやすくなる」「顔がたるむ」などのデメリットがあります。
マッサージを行っても一時的には改善しますが、解決にはならないため、まずは顔の筋肉を鍛えるようにしましょう。

簡単に行える「あいうえお体操」をご紹介します。
口全体を大きく「あ」「い」「う」「え」「お」の形に動かし、それぞれ5秒間キープしてください。
1日5回を目安に行ってみましょう。

以上が、表情筋トレーニング方法です。
二重あごは、一度なってしまうと解消するまでに時間がかかりますので、気になり始めたら早めに実践し、日常的に続けることが大切です。
また、二重あごがなかなか改善されない、二重あごになる要因がわからないという時は、美容クリニックで治療を受けることも一つの方法です。

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全身運動で脂肪を減らす

全身運動で二重顎を改善する|紀尾井町プラザクリニック
二重あごを解消するためのセルフケアには「全身運動」も効果的です。
前述したように、二重あごになる原因には「肥満」や「むくみ」などが挙げられ、これらを解消する方法として全身運動が最適です。
1時間程度のウォーキングや、水泳、ジョギングなどの有酸素運動によって、血流が促進され、むくみ解消や皮下脂肪の燃焼が可能になります。
ただし、有酸素運動は一回で痩せるというものではありませんので、無理をせずに継続して取り組み続けられる範囲の運動を行うようにするとよいでしょう。

二重あごの解消方法|美容治療

顔の脂肪吸引

顔回りの脂肪吸引は頬とあご下の2箇所から吸引ができ、見た目の印象が大きく変わります。
頬やあご下に脂肪が多く付いていると顔全体が膨張して見えたり二重あごになってしまいます。
顔回りの脂肪吸引をすることで頬のボリュームを減らしスッキリさせることや輪郭をシャープな印象に変えることが可能です。
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脂肪溶解注射

脂肪溶解注射は、脂肪を溶かして減らす効果のある注射です。
通常のダイエットでは不可能な「部分痩せ」を実現します。
脂肪溶解注射の薬剤は脂肪細胞を減らす効果があるため、気になる部位の脂肪のみを減らすことが可能となります。
さらにリバウンドしにくいという特徴があります。
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ヒアルロン酸注入

あご下のたるみの原因の一つに、骨の萎縮があります。
年齢と共にあごの骨が小さくなり、皮膚や筋肉の支えがなくなるため、顔のたるみやフェイスラインがぼやけてしまうことにつながります。
このような場合、ヒアルロン酸を骨が減ってしまった部分へ注入することで、リフトアップ効果を得ることができます。
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医療ハイフ

医療ハイフで二重顎を改善する|紀尾井町プラザクリニック

HIFU(ハイフ)は「High-Intensity Focused Ultrasound」という名称の略で、「高密度焦点式超音波治療法」とも言います。
超音波の熱エネルギーを照射することで、組織が高温になり脂肪細胞を溶かすことができる技術です。
ウルトラセルQプラスには、ドットとリニアの2種類があり、リニアモードでは脂肪を溶解させるため、二重あごやフェイスラインなどの脂肪に照射しボリュームダウン効果が期待できます。
施術直後に大きな変化を感じるのではなく、約3ヵ月かけてゆっくりと効果が現れるのがハイフの特徴です。
また、一度減った脂肪は元に戻りにくいので、長期的に効果を実感できるでしょう。
痛みもダウンタイムもほとんどないため、美容が初めての方にもおすすめの施術です。
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糸リフト

糸リフト(スレッドリフト)とは、メスを使わず顔に特殊な医療用糸(スレッド)を挿入することによりフェイスラインのたるみなどを改善し、立体的にリフトアップ効果が期待できる「切らないたるみ治療」です。
時間の経過と共に体内に吸収される糸を顔の皮下に挿入し、ほほやあご、首などのたるみを立体的に引き上げます。
ほかのフェイスリフトなどの手術療法に比べると体への負担が非常に少なく、施術後の顔の腫れもほとんどありません。
ダウンタイムは3日程度で、この間は痛みなどが生じる場合もありますが、痛み止めで症状を緩和することが可能です。
皮膚を引き上げているためつっぱり感が1週間程度続きますが、こちらもダウンタイムが終わる頃にはおさまってくるため心配する必要は無いでしょう。
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二重あご治療の症例写真

二重顎改善の症例|紀尾井町プラザクリニック

治療内容ハイフウルトラセルQプラス(超音波テクノロジーを利用したリフトアップ治療)
顔全体+あご下約500ショット(ドット400、リニア100ショット)

治療期間・回数1回
費用66,000~154,0000円(税込価格・自由診療)
リスク・副作用赤み、腫れ、かゆみ、色素沈着、熱傷等

二重あごについてのよくある質問

太っていないのに二重あごが気になる場合は、元々の骨格による可能性があるでしょう。
特にあごが小さい(首からあごの先端までの距離が短い)と、体型や年齢に関係なく、あご下の皮下脂肪や皮膚がもたつきやすくなります。
あごの小ささが原因で二重あごになっている場合は、ヒアルロン酸注入治療などであごを形成すると改善するケースが多いです。
施術によってダウンタイムの有無は異なります。例えば、医療ハイフでは翌日に顔のむくみといったダウンタイムはありますが、他の施術と比べるとほとんどないと言って良いでしょう。また、顔の脂肪吸引や糸リフトなどは大きなダウンタイムは約1〜2週間ほどありますので、イベントなど予定がある際は計画的に行うようにしましょう。
エステでは、心身のリラックス効果や血行を促進させむくみの解消が期待できますが、根本的に解消するには医療機関での治療が必要になります。
美容医療とエステを目的によって使い分けるといいでしょう。

まとめ

二重顎を改善するまとめ|紀尾井町プラザクリニック
二重あごの原因から効果的な治療について解説していきました。
日頃の生活習慣や姿勢によって、二重あごができやすくなるため、一つひとつ見直し改善していくことが、二重あごの解消に繋がります。
しかし、その原因によってはセルフケアだけではなかなか改善が難しいこともありますので、美容治療も選択肢として考えるとよいでしょう。

紀尾井町プラザクリニックでは、大学病院教授をはじめとする日本形成外科学会認定形成外科専門医が、カウンセリングから施術までを担当し、患者さまに最適な治療方法をご提案させて頂きます。
専門医によるカウンセリングは無料となっており、どなたでもお気軽にご相談いただくことができます。
まずは一度ご相談ください。
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この記事の監修者

石原 久子

hisako-ishihara

  • 順天堂大学医学部形成外科学講座非常勤助教

  • 日本形成外科学会認定形成外科専門医

  • 医学博士

患者さまが安心できる雰囲気作りを心がけています。そのためにしっかりとカウンセリングを行い最適な治療を提案します。不安なことがあれば何でもお話いただきたいです。皆さまが笑顔でお帰りいただけるお手伝いが出来ればと思います。

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