ボトックス注射の値段はどれくらい?治療するときの料金の違いは質や量?

ボトックス注射の値段はどれくらい?治療するときの料金の違いは質や量?

「ボトックス注射」は、メスを使わない手軽な手段としてしわに悩む女性に人気の施術です。今回はその値段について、施術する部位ごとの相場価格、クリニックによって異なる料金を現役医師の監修でまとめました。

ボトックス注射を検討されている方、定期的に注入されている方は必見です。

ボトックス注射の相場価格

まずはボトックス注射の相場価格を紹介します。

通常の美容外科手術の場合は、技術や所要時間などによっても料金が大きく変わってきますが、ボトックス注射は注入する部位、つまり治療内容の違いで、使うボトックス製剤の量が価格に反映されます。

施術部位と相場価格

部位相場価格[MOU1] (税別)
1〜6万円
目元1〜6万円
目尻1〜6万円
眉間3〜6万円
口角1〜5万円
エラ張り3〜10万円
ワキ汗(多汗症)3〜12万円
ふくらはぎ5〜15万円

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保険は適用されるの?

美容目的でのボトックス注射は、保険適用外となりますが、多汗症は保険が適用になるケースもあります。気になる方は、予約する際に相談をしてみましょう。

ボトックス注射の料金の違いが発生する理由

実は、使用する製剤の量のほかにも、料金が異なる理由があります。主な3つを紹介します。

理由①製剤が違うから

ボトックス注射に使われる、ボツリヌス菌により産生されるA型ボツリヌストキシンの製剤は、イギリス、ドイツ、韓国、中国といいた、複数の国で製造されていますが、日本国内では唯一、アメリカ製の「ボトックスビスタ®︎」だけが、厚生労働省によって承認されています。

日本での有効性と安全性が確認されていることから、最もよく使われていて、先程の料金表も、「ボトックスビスタ®︎」をベースにしています。

極端に料金が安い場合には、品質が補償されていない安い製剤を使っている可能性があるので、確認することをおすすめします。

理由②医師の技術が違うから

ボトックス注射とは、筋肉の動きを麻痺させ、弱める効果のあるボツリヌス菌によって産生される製剤を、注入するものです。適切な場所に適切な量を注入することで、期待通りの効果が得られます。

技術面でも安心できる、きちんとした美容外科やクリニックでの治療であれば、術後2週間以内の微調整に対応して、副作用が発生した場合にも的確な処置をしてもらえるので安心ですね。

ボトックス注射を予約する

理由③クリニックの種類や立地が違うから

先程触れましたが、ワキ汗については保険が適用になる場合があるため、治療を受ける場所が病院なのかクリニック・美容外科なのかによって、料金は大きく異なります。また、場所が都心なのか地方かによって、賃料や人件費が変わってくるため、それが料金にも反映されるのです。

ボトックス注射は当日施術が一般的。事前に情報を収集し、信頼できるクリニックで受けよう

ボトックス注射は、メスを使った手術と比較しても簡単で、基本的には来院当日にカウンセリングや診察を受け、問題がなければ施術が行われます。また、その効果は3〜4日で現れて半年(6ヶ月)ほど続くため、定期的な通院する方も多くいます。

長い付き合いになることも考慮して、経験と知識の豊富な信頼できる医師のもとで、「ボトックスビスタ®︎」を使った施術を受けられることをおすすめいたします。

ボトックス注射の効果や施術の流れ、注意点についての記事はこちら
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この記事の監修者

松岡伯

matsuokahaku

  • 日本形成外科学会認定形成外科専門医

治療内容の説明の際には、難しい医学専門用語を多用せず、なるべく分かりやすい言葉に変換しながら、患者様のお話し、お悩みをじっくり伺うよう努めております。これまでの知見や経験をフル稼働しつつ、日々進歩する施術もしっかり取り入れられるよう精進してまいります。よろしくお願いいたします。

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