2024.08.27 しわ目元たるみ取りヒアルロン酸注射ボトックス注射水光注射脱脂 目元のしわを改善するには?原因とセルフケア、効果的な施術もあわせて紹介 年齢とともに徐々に深くなるしわ。実は加齢だけではなく紫外線や表情のクセなど、さまざまな原因があることをご存知でしょうか。 しわの原因を取り除くことで、実年齢よりも若くみえる肌へと導きましょう。 しわができる原因や種類、対策法について詳しくご紹介します。目次 Toggle改善したい!目元のしわの種類眉間と目尻の「表情じわ」目の上下にできる「真皮じわ」目尻の「ちりめんじわ」目元のしわができるのはなぜ?加齢による肌の老化乾燥による機能低下目の酷使による血行不良睡眠不足や不規則な生活目元のしわを改善する方法【セルフケア編】クリームで保湿血行を促進する目元のしわを改善する方法【施術編】ボトックス注射ヒアルロン酸注射水光注射(リジュランI)脱脂下まぶたたるみ取り目元のしわを改善するなら守るべきポイント保湿の徹底十分な睡眠の確保眼精疲労の防止強く擦らないこと目元のしわ改善についてのよくある質問まとめ改善したい!目元のしわの種類眉間と目尻の「表情じわ」表情を作るときに表情筋と呼ばれる筋肉の収縮(緊張)によって眉間や、目尻、口の横、額などにしわが形成され、素の状態に戻っても残っているしわが表情じわです。 笑ったり、顔をしかめたり、怒ったりするときにできるしわが、これに該当します。 感情を表す際によく動かす目元、目尻、額、眉間、口元などにできやすいのが特徴です。目の上下にできる「真皮じわ」真皮じわは、目元の中でも特に皮膚が薄い目の上下に現れ「加齢じわ」とも言われます。 しわの最終形とも呼ばれ、肌の深い部分まで刻み込まれ、くっきりとしたしわになるのが特徴です。 原因は老化や紫外線によって皮膚がダメージを受けてコラーゲンなどハリ・弾力を保つ成分が減少することで、肌の小じわが蓄積され表情じわが記憶されていくことによって進行していきます。 また、目の疲れも真皮じわを作る原因です。 パソコンや携帯電話などを長時間使用することが多いと目の筋肉を酷使している状態になります。 眼精疲労になると、目の筋肉はこわばり、筋肉が硬直するため血流が悪くなります。 血流が悪くなると肌のターンオーバー(新陳代謝)が停滞します。 その結果、肌の弾力・ハリが失われ、目の上下に深いしわができてしまいます。目尻の「ちりめんじわ」小じわ・ちりめんじわとは皮膚の浅い層にできる細かいしわを指します。 主な原因として「乾燥」「紫外線」「加齢」の3つが挙げられます。 紫外線や加齢によって、肌が乾燥すると角層の保水力が低下し肌表面に細かいしわができやすくなります。 角層は、肌の最も外側にあるわずか0.02mmの細胞の重なりで、水分を保つ「保湿機能」、乾燥などの外的刺激要因を防ぐ「バリア機能」のはたらきを担っています。 角質層の機能が低下すると肌に潤いを保つことができなくなります。 そうなることで保湿機能やバリア機能が弱まり、ますます乾燥が進んでしまい乾燥小じわの原因に繋がってしまうのです。 基本的には浅いしわなので、それほど気にしない方もいらっしゃいますが、対処をせずに放置すると段々と深くなってしまうこともあるため、早めのケアが大切です。目元のしわができるのはなぜ?加齢による肌の老化加齢による目元の影響は大きく分けて2つあります。 1つ目はコラーゲンやエラスチンの減少による、肌の弾力・ハリが失われてしまうことです。 コラーゲンは肌のクッションのような役割をしており、エラスチンはそのコラーゲンを結びつけハリや弾力、みずみずしさを保つ働きがあります。20代をピークにだんだんと減っていき表情じわが戻りにくくなっていきます。 2つ目は筋肉や皮下脂肪の減少による、肉付きの変化です。 加齢によって目の周りの筋肉が低下し血行不全を起こすことで、肌のターンオーバーが滞りしわに繋がります。 また、皮下脂肪もどんどん衰退し、目の周りの皮下脂肪が落ちていくことで目がくぼんでいきます。 これにより目の下に横しわやたるみができてしまいます。乾燥による機能低下目の周りの皮膚は他の部位と比べて薄く、皮脂腺もなく肌の水分量も20代をピークに低下していくため、瞬きや表情筋の動きによってすぐに乾燥してしまいます。目尻にできるちりめんじわは、まさに乾燥によってできやすくなります。 乾燥を放置すると始めは薄かったしわが段々深くなっていき、しわの改善にも時間がかかってしまいます。そのため、目元の保湿はしわに気が付いたその日からすぐに始めるようにするとよいでしょう。目の酷使による血行不良目の疲れも目元のしわの原因になります。パソコンやスマートフォンの長時間使用や強い光による眼精疲労は、血流不良を引き起こし老廃物が流れにくくなります。栄養や水分が肌に行き渡らず、だんだんくすみや目元のしわが定着してしまいます。目の疲れは、目自体の乾燥も引き起こすためドライアイになり頻繁に目をこする習慣がついてしまい、しみやくすみの原因になります。 また、瞬きが減ることで起こる眼輪筋の筋力低下にも注意が必要です。筋力が減るとしわだけでなく、たるみや目の下のくぼみなど新たなトラブルにつながりかねません。日頃から目を酷使しすぎないよう注意しましょう。睡眠不足や不規則な生活睡眠不足の状態が続くと、自律神経が乱れ 代謝が低下して肌のターンオーバーが乱れてしまいます。目元の皮膚は薄いため、新陳代謝の乱れの影響をうけやすい部分です。そのため目元のしわができやすくなってしまいます。目元のしわを改善する方法【セルフケア編】クリームで保湿目尻のしわを改善する方法の一つに、保湿ケアが挙げられます。目元の皮膚は薄く乾燥しやすいため、化粧水や乳液に加え、アイクリームといった目元専用のケアアイテムを使うのも良いでしょう。 しわに効果的にアプローチするためには、セラミドやヒアルロン酸などの成分が含まれている化粧品がおすすめです。目元の乾燥がひどい場合は、顔や目元のパックをするのも有効です。血行を促進する目尻のしわを改善するためには、目の周りの血行を促進させましょう。 蒸しタオルやホットアイマスクなどで目元を温めると、周囲にある筋肉を緩められるため眼精疲労にも効果的です。熱すぎるタオルはやけどの原因になるため、少し冷ましてからまぶたに乗せてください。 血行促進のためにマッサージを行いたくなりますが、マッサージをやりすぎると筋肉を強張らせてしまうだけでなく、摩擦によるくすみやしわになりやすいため、過度なマッサージは避け、リラックスした状態でゆっくり過ごしましょう。目元のしわを改善する方法【施術編】ボトックス注射ボトックス注射は、注射部位の筋肉をリラックスさせることで表情でできてしまう額や眉間のしわなどの表情じわを目立たなくします。 しわの要因には筋肉の収縮が関係していて、ボトックス注射を打つことで筋肉の収縮を抑えることができます。 デメリットとして考えられるポイントは、注入時の痛み・内出血が生じる可能性や、効果が出すぎると顔の筋肉を思い通りに動かせず不自然な表情になる可能性があります。ヒアルロン酸注射ヒアルロン酸は体内にもともと存在する成分で、肌の水分やコラーゲンの保持、柔軟性など重要な役割を担っています。 ヒアルロン酸製剤を注入すると、体内にあるヒアルロン酸と融合し皮膚に弾力が生まれ、大じわに対して効果が期待できます。また、ヒアルロン酸の保水効果でお肌に潤いやハリをもたらすことも期待できます。水光注射(リジュランI)水光注射とは、美容成分を極小の針で肌の表面直下、真皮の浅い層に注入することで皮膚に潤いやハリ、透明感をもたらしお肌の若返りを実現します。 目の下などの小じわや目の周りのハリなどの改善に対して行う施術です。皮下に注入してしわを持ち上げるヒアルロン酸注射とは異なり、有効成分「ポリヌクレオチド」により皮膚組織を再生・修復することで肌を若返らせます。脱脂目の下のたるみによってしわに見えることがあります。その場合には脱脂術がおすすめです。 脱脂は、眼窩脂肪を除去して目の下の膨らみやたるみを解消します。まぶたの結膜を切開して眼窩脂肪を引っ張り出し、脂肪を切除します。まぶたの結膜に傷跡ができるため、通常であれば跡が見えることはありません。たるみを改善することでしわの予防にも繋がります。下まぶたたるみ取りこちらの施術もたるみによってしわに見えてしまう方におすすめです。 まつ毛の1mmほど下を、まつ毛に沿って切開します。その後、眼窩脂肪を切除し、緩んでしまった眼輪筋を吊り上げ、余った皮膚の切除をします。皮膚表面を切開するため傷跡は当初目立ちますが、数週間で目立たなくなります。目元のしわを改善するなら守るべきポイント保湿の徹底しわができやすい部位は皮膚が薄く乾燥しやすい傾向があります。 乾燥で不足しやすい水分を補い肌を潤し、バリア機能を働かせることがしわ対策の基本となります。保湿性の高い成分を角質層に与えることで、しわが目立ちにくくなる、表情じわも消えやすくなるなどの効果が期待できます。 しかし保湿だけで完全に改善することは難しいですが、だからといって保湿に手を抜いてはいけません。なぜなら、保湿は肌のバリア機能を高める効果があり、大じわの原因となる紫外線などの刺激を受けにくくなるため、保湿はこまめに行うようにしましょう。十分な睡眠の確保睡眠が不足することで、新陳代謝が低下しターンオーバーが乱れる原因につながります。目元は特にターンオーバーの影響を受けやすい部分であるため、睡眠はしっかり取るようにしましょう。眼精疲労の防止パソコンや携帯電話を長時間見ていると目の周りの筋肉を酷使してしまうため、休憩を取りながら作業を行うようにしましょう。 また、ビタミンB群やビタミンC、ビタミンEなどの摂取も眼精疲労に効果的です。 ビタミンB群は目の粘膜や末梢神経を正常に保ち、ビタミンCには目の粘膜保護や抗酸化、充血や疲れ目を防ぐ働きがあります。 ビタミンEには抗酸化作用で神経を保護し、血行を促進して筋肉の疲労回復を促す効果があります。 目の疲れを感じたら、ホットタオルやホットアイマスクなどで目周りを温め、疲れを蓄積させないようにしましょう。強く擦らないこと目の皮膚は薄いため、目をこすると摩擦によって肌のうるおいが奪われてしまいます。 うるおいが失われるとキメが乱れてしわができる可能性があります。 また、目元をこすると色素沈着を起こし、しみやくまの原因にもなります。線のUV-A波はガラスやカーテンなども通過してしまうため、室内でもなるべく日焼け止めを塗るようにしましょう。 室内で過ごす場合はSPFやPA値は高くなくても問題ありません。 毎日のスキンケアの中に日焼け止め効果のある化粧下地を使うなどの工夫を取り入れ、塗り忘れを防いでいくと良いですね。目元のしわ改善についてのよくある質問目元のしわをなくす方法はありますか?目元のしわの種類によって施術方法が異なります。 表情じわやちりめんじわなどであれば、原因となる表情筋に対してボトックス注射をすると筋肉の動きが弱くなりしわができにくくなります。 深いしわであれば、窪んでいる箇所にヒアルロン酸を注入し補うことで、深いしわも改善できるでしょう。治療を受けるとどのくらい持続しますか?ヒアルロン酸注入は一般的に半年〜1年かけて徐々に吸収されます。 ボトックス注射は、施術から1週間で筋肉の動きが弱くなり効果は3〜6ヵ月続きます。何度かボトックス注射を行うことで、表情の癖も改善されるようになりボトックス注射をしなくても表情じわができにくくなります。 また、効果は個人差があるため上記に記載の持続期間を目安にご検討ください。まとめすでに深くに出来てしまった目元のしわは、セルフケアだけではなかなか改善できません。 しわのお悩みを根本から改善したい方はぜひ一度、紀尾井町プラザクリニックのしわ治療をお試しください。 紀尾井町プラザクリニックでは、大学病院教授をはじめとする日本形成外科学会認定形成外科専門医、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医が、カウンセリングから患者さまお一人おひとりの状態を見極め、最も適した「しわ治療法」をご提案します。 ハリと潤いのある目元を取り戻せば、見た目年齢も格段に若くなります!