2024.01.17 ニキビイオン導入ケミカルピーリングコラーゲンピールダーマペン4マッサージピール ニキビ跡は改善できるの?ニキビ跡の原因や種類、効果的な治療 「ニキビを繰り返すうちに、跡になってしまった」 「昔できたニキビの跡が消えない」 「ニキビの跡の改善をしたいけれど、どうしたらいいのかわからない」一度できてしまうとなかなか消えずに残ってしまうニキビ跡に悩む方が多いのではないでしょうか。 ニキビには赤ニキビ、黄ニキビなどの種類があることはよく知られていますが、実はニキビ跡にも種類があります。 ニキビ跡についてお悩みの方は、まずはその原因や予防・治療法などを知り、ニキビ跡についての知識や正しい対処法を理解することが大切です。 この記事を読んで、凹凸のない美肌を目指しましょう。目次 Toggleニキビ跡の原因ニキビができるメカニズム繰り返しできるニキビの影響ニキビ跡の種類赤みケロイド(肥厚性瘢痕)クレーター(萎縮性瘢痕)色素沈着どのようにしてニキビ跡ができるの?日常生活でのニキビ跡対策|正しいスキンケアと日常生活スキンケア紫外線対策十分な睡眠適度な運動栄養バランスの良い食事紀尾井町プラザクリニックのニキビ跡治療ダーマペン4コラーゲンピールイオン導入内服薬東大方式トレチノイン治療ニキビ跡についてのよくある質問昔からあるニキビ跡でも治療できる?ニキビ跡治療に痛みはある?どのくらいの期間通院が必要?ニキビ跡の治療で迷ったら紀尾井町プラザクリニックへニキビ跡の原因ニキビ跡とは、ニキビの炎症により皮膚がダメージを受け、ニキビが治った後も「赤み」や「クレーター」「ケロイド」「色素沈着」といった症状が残ってしまう状態のことです。 ニキビ跡は、ニキビの炎症が繰り返し起こることでできてしまいます。ニキビができるメカニズムニキビは「過剰な皮脂」「毛穴の詰まり」「アクネ菌の繁殖」といった条件が揃うことで発症しやすくなります。 毛穴の奥には皮脂を分泌する皮脂腺があり、肌が健康な状態であれば、皮脂は毛穴を通り肌の表面へと排出され、肌の潤いを守る役割をしています。 しかし、さまざまな原因によって皮脂が過剰に分泌したり古くなった角質が詰まると、本来排出される皮脂がたまり、皮脂を好むアクネ菌や細菌が増殖し、炎症を起こして赤ニキビとなります。繰り返しできるニキビの影響アクネ菌の増殖により肌に炎症が起きると、身体がアクネ菌を排除するために、活性酵素と呼ばれる物質を放出します。 活性酸素はアクネ菌だけではなく正常な肌細胞にもダメージを与えてしまいます。 ニキビを放置していると、アクネ菌が増殖しやすくなり、さらに穴の中は活性酸素によってどんどんダメージを受けてしまうのです。ニキビの症状が長引くと、炎症や免疫反応が繰り返し起こるため、肌細胞は大きなダメージを受けてニキビ跡が残りやすくなります。ニキビ跡の種類ニキビ跡には、さまざまな種類があるのをご存じでしょうか。 ここでは、ニキビ跡について解説していきます。赤み赤みを帯びたニキビ跡の原因は、ニキビによる炎症で肌に受けたダメージを修復するために毛穴周辺に毛細血管が集中してしまったことにより、肌に赤みが生じるためです。 肌の赤みは時間の経過とともに薄くなることもありますが、自然治癒が難しく、時間が経つと血液が酸化し、紫色や赤黒いような色に変色することがあります。 そのため赤みのあるニキビ跡は放置するのではなく、適切な赤み治療を受けることをおすすめします。 赤みを気にして手で触ると肌を傷つけ炎症を悪化させるおそれがあるため、まずはむやみに触らないよう心掛けましょう。ケロイド(肥厚性瘢痕)ニキビの炎症が続くことで破壊された組織を修復するための反応が起こります。 このときに過剰にコラーゲンが作られ、ミミズ腫れのように赤く硬く腫れあがった状態をケロイドといいます。 好発部位はフェイスラインやあご下など皮膚が伸展されやすい部分です。 ケロイドはニキビの炎症が毛穴の毛根近くで生じた深いものでできやすくなります。 傷が治るのに時間がかかると、ケロイドができるリスクが高くなります。 自然治癒は困難なため、ニキビ跡がケロイド状になったら医療機関での治療を受けましょう。クレーター(萎縮性瘢痕)ニキビの炎症や化膿が真皮層までダメージを与えた時や、ニキビを無理に潰した時の刺激によって皮膚の組織が傷ついてしまうことが原因です。 真皮層は細胞分裂に乏しく修復が難しい部分であるため、炎症によって真皮層の肌細胞まで破壊されてしまった場合は、月のクレーターのようなニキビ跡が長く残ってしまうことがあります。 炎症の範囲によってクレーターの大きさは異なり、アイスピック型やボックス型など種類があります。 一度でも破壊されてクレーターのように凹んでしまった皮膚は、放置していても自然治癒することはなく、自力で治すのは困難です。色素沈着ニキビの炎症や化膿により肌がダメージを受けると、肌を守ろうとしてメラノサイトが活性化され大量のメラニン色素が生成されることで、色素沈着ができやすくなります。 ニキビができていた部分はターンオーバーが乱れてしまうため、古い角質の排出がうまくいかず、メラニン色素が残ってしまいます。LINE相談・予約はこちらどのようにしてニキビ跡ができるの?ニキビの原因菌であるアクネ菌が増殖することで毛穴周辺に炎症を起こし皮膚組織を破壊し始めます。 すると、免疫反応によって炎症が広範囲にならないように白血球が皮膚細胞を破壊して炎症の広がりを抑えようとします。 この状態で肌に強い刺激を与えてしまうと、ニキビ跡ができやすくなります。 このようにニキビ跡とは、ニキビの炎症が進んでしまうことで周りの組織がダメージを受け、ニキビが治っても跡が残ってしまう状態です。基本的には、白ニキビや黒ニキビの段階で十分なケアをし、症状を悪化させないように治すことが望ましいでしょう。 赤ニキビや黄ニキビになってしまうと、ニキビ跡が残るリスクが高まります。日常生活でのニキビ跡対策|正しいスキンケアと日常生活スキンケアニキビ跡の原因はニキビの炎症や繰り返されるニキビです。 これらを防ぐためには、2つのステップが大切となります。STEP.1汚れや余分な皮脂をきちんと落とす 日焼け止めやメイクアイテムを使用したときには、必ずクレンジングをしましょう。 面倒くさいからと翌日に先延ばしにしてしまうと毛穴の詰まりに繋がります。 洗顔の際には、洗顔料をよく泡を立て、肌を擦らないように優しく洗いましょう。 すすぐ時はぬるま湯で、しっかり泡を落としましょう。STEP.2潤いを与え、肌を整える 洗顔後は皮脂が洗い流された状態となり肌が乾燥してしまいます。 乾燥が続くことで皮脂が過剰分泌する原因にもなるため、できるだけ早く保湿をするように心がけましょう。 スキンケアは化粧水・乳液・保湿を徹底することが大切です。紫外線対策紫外線は皮膚のバリア機能を低下させてしまうため、ニキビが悪化するリスクが高くなります。 肌のバリア機能が低下するとターンオーバーに乱れが生じ、毛穴が詰まる原因となってしまいます。 また、日焼けをすると皮脂の分泌量も増えるため、アクネ菌が増殖しやすくさらにニキビの悪化につながります。 そのためニキビが気になる時こそ、お肌に合う日焼け止めをこまめに塗るようにすることが大切です。十分な睡眠睡眠はただ体を休めているのではなく、成長ホルモンを分泌し、肌のターンオーバーを促進させたり免疫力を強化させています。 寝る時間が短かったり、眠りの質が悪いとターンオーバーが乱れてしまい、皮脂が毛穴に詰まりやすくなります。 結果的にニキビができやすくなったり悪化することにつながるため、十分な睡眠を取ることが大切です。適度な運動ニキビ・ニキビ跡の対策として適度な運動が大切となります。 運動が続くと血行不良になり、肌のターンオーバーが乱れてニキビができやすくなります。 また、老廃物の排出の停滞にもつながるため、ニキビや肌トラブルが起こりやすくなります。 ニキビ対策に適した運動は、有酸素運動です。 長時間にわたって軽めに運動することで、血流が良くなり酸素や栄養を全身に運んでくれるため、肌の代謝が高まり老廃物が排出されやすくなります。WEB相談・予約はこちら栄養バランスの良い食事ビタミンやタンパク質、ミネラルは肌の代謝を高めたり炎症を抑えたりする働きがあります。 外食が多い方や生野菜が不足している方は、ニキビができやすくなるため注意が必要です。 ニキビを予防するには、身体をつくる栄養素を意識して摂取し、栄養バランスが偏らないよう気を配りましょう。 紀尾井町プラザクリニックのニキビ跡治療ダーマペン4ダーマペンは、髪の毛よりも細い、超極細の針を肌にあて、肌表面に微小な穴をあけます。 肌は傷を負った状態となるため、肌自身の傷を治そうとする力(創傷治癒)を促すことで、傷を修復して元に戻ろうとします。 その過程で真皮の線維芽細胞が刺激され、コラーゲンやエラスチンが増殖します。 これらの作用で新陳代謝が促進され、肌のターンオーバーが正常に戻り、肌が再生されることで肌質が改善されます。 しわやたるみ、毛穴の開き、ニキビ跡といった肌トラブルが改善され、滑らかな肌に仕上がります。クレーター状のニキビ跡は、ダーマペンが得意とする治療です。 ダーマペンでニキビ跡にアプローチすると、一度傷つけた皮膚が自然治癒する過程で、コラーゲンやエラスチンなどの美肌成分が生成され、組織の再生が促されます。 凸凹になった組織が改めて再生されることで、少しずつ溝が浅くなり、肌表面がなだらかになる効果が期待できるでしょう。 2023.12.12【ダーマペン4】ダウンタイムは何日?注意点や施術後の適切な過ごし方を紹介 コラーゲンピールコラーゲンピールは、高濃度トリクロロ酢酸(TCA)、低濃度過酸化水素(H2O2)、コウジ酸が配合されています。 コラーゲンピールは、ニキビ跡やクレーターの治療に有効です。 ニキビによる炎症や化膿を放置すると、皮膚の真皮層が傷つきクレーター状の凸凹が生じてしまい、一度ダメージを受けた真皮は再生に時間を要してしまいます。 コラーゲンピールは、真皮層にはたらきかけコラーゲンの産生を促すためクレーター状のニキビ跡に効果が期待できるでしょう。 一度の施術だけで改善は難しいものの、施術を重ねることで徐々にニキビ跡の改善が目指せます。イオン導入イオン導入法は、微弱な電流を用いて、ビタミンC誘導体などの有効成分を短時間に無痛で皮膚の深部(真皮層)まで浸透させることが出来る治療法です。 これにより、通常の塗布に比べ30倍以上の量を浸透させることができます。 ビタミンCを真皮に届けることによって、ニキビ跡の赤みや炎症後の色素沈着など消えづらいニキビ跡も目立たなくすることが出来ます。内服薬内服薬は赤色~赤茶色のニキビ跡の場合に効果が期待できます。 赤みや色素沈着のあるニキビには肌の代謝を改善させターンオーバーを整える事が大切です。 ただ内服薬の場合は即効性はないため、3ヵ月間は内服を継続するのと併せて、他の施術を組み合わせることでより効果が得られやすくなります。シナールビタミンC、パントテン酸を主成分としたビタミン剤です。 ビタミンCは、メラニン色素の生成を抑える効果があり、メラニンは色素沈着を引き起こす原因となるので、メラニンの生成が抑えられたお肌はしみやそばかす、皮膚の黒ずみが改善され、くすみの無い透明感溢れるお肌になります。パントテン酸はビタミンCの働きを高める作用があります。ユベラ抗酸化作用で有名なビタミンEを有効成分とした薬剤です。 ビタミンEには血行を良くする作用があり、肌の新陳代謝(ターンオーバー)を正常化させる働きがあります。トランサミントランサミンは炎症やアレルギーを引き起こす「プラスミン」という酵素の働きを阻害する薬剤です。肌に炎症やアレルギーが生じると「プラスミン」が働きメラニン生成が活性化されしみや肝斑につながります。また肌に紫外線や摩擦などの刺激が加わると同じく「プラスミン」が働くようになりメラニンが増えてしまいます。ハイチオールLシステインを主成分とする薬剤で、パントテン酸も配合されています。メラニンの発生を抑える働きがあります。また皮膚のターンオーバーを促進し、メラニンを体外へ排出する作用もあります。東大方式トレチノイン治療トレチノインはニキビ、しみ、しわ、乳首の美白に非常に効果的な塗り薬です。 角質をはがし(ピーリング)、表皮の細胞をどんどん分裂、増殖させ、皮膚の再生を促進します。 (表皮が置き換えられるのには約2週間かかります。) その間、真皮ではコラーゲンの増殖が起こり、皮膚のハリ、小じわの改善をもたらします。 トレチノイン外用治療は患者様ご自身が、軟膏を塗布するホームケア治療です。 当クリニックでは、患者様のお肌に合わせてトレチノインの使用量をドクターが指導いたします。ニキビ跡についてのよくある質問昔からあるニキビ跡でも治療できますか? 昔のニキビ跡でも治療は可能です。 治療を行わなくても赤みや色素沈着、クレーター状のニキビ跡は時間と共に薄くなっていきます。 しかし治癒までに時間がかかってしまうため早く治療をしたいという人もいるでしょう。 それぞれの状態によって合った治療方法があるので、美容皮膚科に相談してみるのがお勧めです。ニキビ跡治療に痛みはありますか? ニキビ跡によって治療方法が違うため、施術内容によっては、多少の痛みを感じる方もいるかもしれませんが、ケミカルピーリングやイオン導入といった方法ですと、ほとんど痛みを感じることはありません。どのくらいの期間通院が必要ですか? 患者様のお肌の状態や満足度によって異なりますが、一般的に数ヵ月から1年程度です。 一定期間しっかり施術を受けることで、より効果が期待できます。ニキビ跡の治療で迷ったら紀尾井町プラザクリニックへ今回は、お悩みの方も多くいらっしゃるニキビ跡の原因や治療法などをご紹介しました。 紀尾井町プラザクリニックでは大学病院教授をはじめとする日本皮膚科学会認定皮膚科専門医、日本形成外科学会認定形成外科専門医がカウンセリングから担当し、患者様お1人ひとりの肌の状態に合った施術をご提案いたします。 できてしまったニキビ跡を改善するためには、まずはニキビ跡の原因となるニキビをしっかり治療することが必要です。 ニキビ跡の種類ごとに適切な治療方法をご案内します。 ニキビ跡にお悩みの方は、まずはお気軽に無料カウンセリングにてご相談ください。 一緒にニキビ跡による凹凸のない、キレイな肌を目指しませんか。