








PRGF(Plasma Rich in Growth Factors)療法は、
簡単にいうと、「自分の血液を使って、修復を促す」治療法です。
自身の血液なので副作用のリスクを抑え、
手術を行わずに骨や軟部組織の修復を促し、
関節の痛みの軽減や機能改善が期待されます。
紀尾井町プラザクリニックでは、世界中で使用されているスペインのBTI社製PRGF-Endoret®技術を導入しています。
1997年から47ヵ国、100万人以上の症例で適用され、日本では2024年5月に厚生労働省薬事認可を取得し、日本市場に登場したばかりの新しい治療法です。
薬剤や動物由来の製剤ではなく、ご自身の血液を使用するため、副作用やアレルギーのリスクが低いとされています。



変形性ひざ関節症は根本的な治療法が確立されていない疾患ですが
PRGF療法により約60%の患者様で症状の改善がみられた との報告があります※
※出典:Vaquerizo V, Plasencia MA, Arribas I, et al. Comparison of intra-articular injections of plasma rich in growth factors (PRGF-Endoret)versus Durolanehyaluronic acid in the treatment of patients with symptomatic osteoarthritis: A randomized controlled trial.
Arthroscopy. 2013;29(10):1635-1643. doi:10.1016/j.arthro.2013.07.264. PMID: 24075613.






MERIT01

自分の血液を使うため、拒絶反応・感染・アレルギーのリスクが非常に低い治療法となっております。
また、薬剤を使用しないため、身体への負担を抑えることが期待されます。

MERIT02

成長因子が組織の修復をサポートし、回復を助ける働きがあります。
傷んだ軟骨や腱、靱帯、皮膚などの細胞の修復が期待される治療です。

MERIT03

関節炎や腱炎などの炎症を抑えることで、痛みの軽減につながることが期待されます。
特に変形性ひざ関節症の治療において利用されるケースが多くあります。

MERIT04

症状が軽度から中程度の場合、手術をせずに症状の改善を目指せる可能性があります。
また、症状が重い場合でも、手術までの「つなぎの治療」として活用されるケースがあります。

MERIT05

白血球を含まず、血小板を活性化させて投与するため、より確実な成長因子による抗炎症効果や
組織修復効果が期待でき、従来のPRP療法より炎症や痛みのリスクを抑えた治療が可能です。






PRGF-Endoret®技術の導入により、副作用や痛みのリスクを抑えた治療を目指しています。
※当院は、再生医療等安全性確保法に基づき、厚生労働省に以下の再生医療等提供計画が受理されております。
PB3250095(第2種 多増殖因子血漿を用いた変形性関節症・関節炎治療)
PC3250066(第3種 多増殖因子血漿を用いた筋肉、腱、靭帯、筋膜の損傷および慢性炎症の治療)


当院では、1回あたりおおよそ30分程度の施術時間を目安としております。
お忙しい方にもご負担の少ない時間設定で、ご予定の合間にもご利用いただきやすくなっております。
※治療間隔は1週間置きに3回の通院が目安です。


当院では完全予約制を採用しており、お待たせする時間をできる限り少なくし、
患者さま一人ひとりにしっかりと向き合う診察・施術を行っています。








池田 浩
■順天堂大学大学院保健医療学研究科 教授
■順天堂大学保健医療学部理学療法学科 教授
■順天堂大学大学院医学研究科整形外科 准教授
■順天堂大学医学部整形外科 准教授
■日本整形外科学会整形外科専門医
■日本膝関節学会評議員
■日本臨床スポーツ医学会評議員
■日本スポーツ整形外科学会代議員
■日本整形外科学会認定スポーツ医
■日本スポーツ協会公認スポーツドクター
■医学博士

高校2年生のとき、サッカー中に脛骨を骨折し、医師からは「3ヵ月で復帰できる」と伝えられました。しかし、実際には復帰までに約7ヵ月かかりました。
この経験を通じて、自分と同じように、思い通りに回復できずに苦しんでいるスポーツ選手が他にも多くいるのではないかと感じるようになり、医師を志すきっかけとなりました。
当時の気持ちを忘れることなく、現在も、ケガや病気による不安や苦しさに寄り添い、親身な対応を心がけております。
ひざの痛みにお悩みの方は、ぜひ一度当院へご相談ください。
お一人おひとりに最適な治療プランをご提案させていただきます。
経歴
1987年
順天堂大学医学部卒業
順天堂大学医学部整形外科研修医
1993年
順天堂大学医学部大学院修了
1996年
順天堂大学医学部整形外科 助手
1998年
米国Hospital for Special Surgery留学
1999年
順天堂大学医学部整形外科 講師
2006年
順天堂大学医学部整形外科 助教授
2007年
順天堂大学医学部整形外科 先任准教授
2019年
順天堂大学医学部整形外科 准教授
(現在に至る)
順天堂大学保健医療学部理学療法学科 教授
(現在に至る)

西尾 啓史
■順天堂大学スポーツ医学教室 非常勤助教
■順天堂大学スポーツ健康科学部 非常勤助教
■日本整形外科学会認定整形外科専門医
■関東大学サッカー連盟医事委員
■日本スポーツ協会公認スポーツドクター
■医学博士

小学生の頃から大学までサッカーに打ち込み、その中でスポーツドクターやトレーナーの方々にお世話になる機会が多くありました。その経験から、自分も選手を支える側の仕事に就きたいと考えるようになりました。
現在は、ひざ関節を中心に、人工股関節・人工膝関節の置換術、スポーツ外傷による靭帯再建術や半月板損傷、骨折などの手術を担当しています。
変形性股関節症や変形性ひざ関節症は、「加齢だから仕方ない」とあきらめて放置されがちな疾患ですが、近年ではリハビリテーション、再生医療、手術技術の進歩により、治療の選択肢が大きく広がっています。
PRGF療法は、手術を希望されない方や、持病などの理由で手術が難しい方にも、一定の除痛効果が期待できる治療法です。試してみる価値は十分にあると考えています。
痛みのせいで趣味やスポーツを楽しめない方は、ぜひ一度、当院にご相談ください。
経歴
2011年
順天堂大学医学部医学科卒業
順天堂大学医学部附属練馬病院研修医
2013年
順天堂大学医学部整形外科スポーツ診療科 助手
2019年
順天堂大学大学院修了
順天堂大学スポーツ健康科学部 助教
2019年
順天堂大学整形外科スポーツ診療科 助教
順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科 助教
2023年
順天堂大学スポーツ医学教室 非常勤助教
(現在に至る)
順天堂大学スポーツ健康科学部 非常勤助教
(現在に至る)
目白病院 整形外科
(現在に至る)



予約日時に検査機関(四谷メディカルキューブ)へ直接お越しください。
撮影結果は当日お渡しします。
それをお持ちになり紀尾井町プラザクリニックにお越しください。

ひざの痛みや動きなどを医師が確認いたします。
今後の治療の流れや注意事項についても詳しくご説明いたします。
※当院では他の関節(ひじ関節、股関節、肩関節など)の治療も行っておりますので、
気になる症状があれば医師にご相談ください。

問診の内容と検査結果を総合判断し、
現在の状態やPRGF療法が適合するかどうかを判断いたします。
(PRGF療法をご希望の場合は、別途ご予約日でのご案内となります。)


採血
約36mLの血液を採取します。

血液の分離処理
PRGF専用の遠心分離機で
血液から
血小板を多く含む
PRGF(血漿)を
分離します。

患部へ投与
ひざ関節にPRGFを注入します。
■施術時間 30分程度
■施術回数 1クール3回
治療間隔は1週間置きに3回の通院が目安です。通院ペースについては医師にご相談ください。
■費用 総額55万2,000円
PRGF療法3回セット (片ひざ) の場合。初診料・再診料・医師カウンセリング料・レントゲン撮影料・MRI検査料・施術料を含みます。
個人の状態に応じた治療を行います。PRGF療法に伴う痛みはとても少ないです。
入院は必要なく、当日歩いてご帰宅いただくことが可能です。
治療に際して、下記のようなリスク・副作用が発生する可能性がございます。
あらかじめご了承ください。
・ 採血の際の内出血や血管痛などが出ることがあります。
・ 治療後、まれに処置部位に腫れや痛みが出ることがあります。
・ 治療効果には個人差があります。
・ 治療後、まれに感染することがあります。



〒102-0094
東京都千代田区紀尾井町3-12 紀尾井町ビル2F
電話番号:0120-850-227
道順
①麹町駅2番出口を出て、左に向かいます
②一つ目の分岐点を左に曲がり、いちょう坂通りを下ってください
③正面の高いビル紀尾井町ビルの2階が紀尾井町プラザクリニックです



画像検査(レントゲン・MRI)は、
紀尾井町プラザクリニック提携医院の四谷メディカルキューブ様での撮影となります。

〒102-0084
東京都千代田区二番町7-7
電話番号:03-3261-0430
(受付時間:平日9:00~17:00/日・祝日を除く)
紀尾井町プラザクリニックから
徒歩9分程度


他院で手術をすすめられていますが、それでも受診できますか?
はい、可能です。
現在の診断内容やこれまでの治療を整理したうえで、手術以外の選択肢も含めてセカンドオピニオンとしてご説明いたします。
今通っている病院の治療はやめないといけませんか?
その必要はありません。
現在の主治医の先生の方針を尊重しながら、追加の選択肢として再生医療(PRGF療法)を含めた治療計画をご提案します。
当院ではPRGF療法だけを行っているのですか?
いいえ、PRGF療法はあくまで治療選択肢の一つです。
運動療法、インソール装着、内服薬・注射などの薬物療法、手術療法も含めて総合的に検討します。
まず現在の状態を評価したうえで、PRGF療法が適しているかどうかも含めて医師がご説明します。
ひざ関節以外も診てもらえますか?
当院ではひざ関節のほかに、ひじ関節、股関節、肩関節などの治療も行っております。
気になる症状があれば医師にご相談ください。
PRGF療法は保険適用ですか?
現在、PRGF療法は自由診療となっており、保険適用外です。なお、当院での治療はすべて自由診療です。
PRGFに副作用はありますか?
自己血液を使用するため、副作用リスクは低いとされていますが、
注射部位の腫れや痛みが一時的に生じることがあります。
PRGFは何回の治療が必要ですか?
症状や目的によって異なりますが、一般的には数回の治療が推奨されます。
家族も一緒に説明を聞くことはできますか?
はい、ご家族同伴で受診いただけます。インターネットなどで調べた内容についてのご質問も含め、医師がわかりやすくご説明します。
